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おうちの方、先生
「子どもとインターネット」安全ガイド– 親子で取り組む3つのこと –
もっと知ろう! ネットトラブルから子どもを守るポイント【ウェブページ閲覧時の注意点】
インターネットの魅力の1つは、日本中、世界中のありとあらゆるサイトや情報にアクセスできることでしょう。でも、それらの中には、子どもが目にすべきでない情報や、使わないほうがよいサイトがあることも事実です。
子どもがアクセスすべきではないサイト
- 性的な表現が含まれるサイト
- 内容的な問題はもちろんですが、中には、いわゆるアダルト情報を見せることが目的なのではなく、勝手に会員にして、法外な利用料金を請求するというタイプのサイトも存在します。決して、アクセスしないようにしましょう。
- 出会い系サイトやID交換サイト
- 子どもたちが性的な被害に遭う「出会い系」被害については、警察庁の調べによると、平成27年度は出会い系サイトに起因するものが全体の約5%、コミュニティサイトに起因するものが95%でした。
コミュニティサイトに起因する被害は平成23年に減少しましたが、ID交換掲示板を介した被害が増え、平成25年度以降は増加傾向となっています。
ID交換掲示板では無料通話アプリなど直接連絡が取れるサービスのIDを交換することで、見知らぬ人と直接つながってしまい被害に遭う子どもが増えています。
自分が利用しているサービスのIDを他人に教えることは危険な行為だということを教えましょう。また、被害件数が減ってはいても、出会い系サイトが関係した事件でも深刻な被害がでています。
年齢制限があるサイトには、興味本位でアクセスしない、またフィルタリングを利用してアクセスできないようにしましょう。
アクセスにあたって十分な注意が必要なサイト
以下のサイトも危険がありますので、できれば、お子さまとよく話し合った上で、アクセスしてよいか、してはいけないのかどうかを、もしアクセスしてよいとする場合は、その条件などを決めておきましょう。
- SNS
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家族や友達と写真や情報を共有したり、特定の趣味を持つ人同士等でおしゃべりしたり、情報を交換したりできるSNSサービスは、魅力的なサービスの1つですが、中には、悪意を持って他人の書き込みを中傷したり、犯罪行為を目的としてアクセスしてくる人もいます。
もし、SNSを使ってもよい、とするとしても、
・いやな目にあった場合はすぐ大人に相談する
・外で会おうと言われても断る
といった点を徹底させましょう。
また、名前や住所、電話番号、メールアドレスなどの個人情報は、不特定多数の人がアクセスする掲示板やチャットでは 決して書き込みしないようにしましょう。 - 個人情報の入力が必要なサイト
- 懸賞の応募や、何かの会員に登録する際などで、名前や、住所、メールアドレスなどの個人情報の入力が必要なことがあります。個人情報を預けても、安心できる会社が運営しているサイトかどうか、必ず保護者が確認してからにしましょう。
- ショッピング・オークションサイト
- クレジットカードの番号さえ入れれば、いくらでも買い物ができてしまう場合があります。
オンラインでお買い物する際は、保護者が主体となって行うようにし、大人が利用している端末を子どもと共有する場合は履歴を削除するなど番号を子どもに勝手に使われないよう注意しましょう。 - 動画サイト
- 小学生にも人気のある動画サイトですが、子どもには刺激の強い映像やアダルトな動画なども投稿されています。YouTube動画へのアクセスを認める場合は、設定の「セーフモード」をONにして、不適切な動画にできるだけ触れないようにしましょう。
- その他注意が必要なサイト
- 必ずしも違法ではないにしろ、子どもがアクセスするのに好ましくないサイトも存在します。
以下のサイトには、アクセスさせないようにしましょう。
・ファイル交換を目的としたサイト
・自殺や家出を勧めたり、具体的な方法を掲載しているサイト
・喫煙、飲酒に関するサイト
・ゴシップ的な情報を掲載するサイト
・伝統的ではない、いわゆる「カルト」に属する宗教のサイト
・武器・兵器の扱いに関するサイト
不適切なサイトへのアクセスを遮断する方法
有害なサイトへのアクセスを遮断するソフトウエアがあり、フィルタリングソフトと呼ばれています。
これは、一般的に子どもに有害とされるサイトへアクセスできなくする機能をもつものです。
パッケージとして販売されているものもありますし、プロバイダーが会員へのサービスとして提供している場合もあります。利用者によって、アクセスできるレベルを変えることができたり、ブラウザーソフトの閲覧履歴を見ることができるなどの 機能を備えているものもあります。
リスクを低減するためにも音楽プレイヤーやゲーム機を含めて、お子さまが利用される機器にはフィルタリングソフトを活用するようにしましょう。
スマートフォンの場合は、携帯電話会社の通信、Wi-Fi通信の2つのフィルタリングが必要となります。詳しくは、子どもの利用のために必要な設定 フィルタリング設定をご確認ください。
もっと知ろう! ネットトラブルから子どもを守るポイント