死神さん、死神さん。大好きです。
死神さん死神さん、今どこにいますか? 三年前の夏、君はぱったり私とに姿を現さなくなったよね。 分かってる、私のせいだから。 でも私は君を信じてずっと待ってたんだよ。でも君は姿を現さない。 でもいるんでしょ? 私には分かるんだからね。 死神さん死神さん、お願い、私に姿を現して。 三年前の夏…その日は満月だったかな。私は部屋で宿題をしていた。少し息抜きに窓の外を眺めていたら、君がいた。 真っ黒な翼に黒いローブ。 大きな鎌を持ち、ローブのフードを深く被っていた君。 驚く私と冷静な君。 それから私たちは満月の晩、会うようになった。正確には私が探していたのかな。私は満月の晩がとても楽しみだった。 多分……君に恋してたんだと思うよ。 でも……あの日……私が君を責めた日。 君は居なくなった。 その日は、親友の葵が死んだ。 葵には何の病気も無く、健康だったのに。私はふと……貴方が浮かんだ。 私の親友を奪った。 そんな怒りでいっぱいで君の話を聞く余裕すらなかった。 「大嫌い。もう二度と私の前に現れないで!」 そうきつく言ってしまった。 ごめんなさい、君はただ自分の仕事をしただけなのに。 そもそも君が彼女の命を奪った訳じゃないのに。 彼女はそうなる運命だったから……そうなってしまっただけなのに。 ごめんなさい。ごめんなさい。 沢山嫌な思いをさせてごめんなさい。 でも…私はずっと君を待ちます。 ずっと……ずっと。永遠に。 君が私を信じてくれるまで……。 死神さん、死神さん。大好きです。