その瞳に惚れた【短編小説】
高校で再開したのは私の初恋の人だった。 _______はぁ…。 高校の中庭で袋からメロンパンを取り出して一口噛った。 1人で食べると美味しくない。 この高校に入部して2ヶ月が経つ。友達と言えるものはいない。というか作らなかった。 「なーにソボソボ食べてんの?」 男の声だ。喋りかけられるような仲の人なんていたっけな。振り返るとそこには、初恋の人がいた。 「え、隼人!? ッゲホッゲホッ」 驚きのあまりパンをつまらせ咳が出た。 「あ、やっぱり莉子だ。」 昔と変わらず輝いた笑顔で近付いてくる。 同じ高校だったんだね。とか、中1で転校したのなんで?とか色々話した。私も大人になったな。 昔よりも顔は熱くならないし鼓動も速まらない。 「でも莉子のキャラじゃないじゃん、1人なんてさ。どうしたの?喧嘩した?」 落ち着いた声で聞いてくる。 「いや、友達いないんだ。もう飽きたって言うか友情なんてすぐに裏切られるしわかれちゃうし。1人の方が気楽かな。」 ふーん…。ボソリと言うと目の前の小石を蹴った。やっぱり優しいな。深入りしてこない。 「ねぇ、覚えてる?俺が転校するってなって最後に遊んだ鬼ごっこ。」 「うん。楽しかったね。」 「あの時俺、莉子に好きだって伝えようと思ってた。初恋の人が莉子だった。でもさ、これからお別れなのに無責任だなって伝えられなかったんだよ。」 ______じゃあ私達は両思いだったってこと…? 「私も。私もだよ。3年間、好きな人なんて隼人しかいなかったよ!いきなりの転校だったから私、言えなくて。」 ぎゅっと隼人を抱き締めた。好きって思い伝われ。 そうしたら優しくて暖かい隼人の気持ちが返ってきた。 「大好きだよ。」 ______初恋の人。…今は両想いの人。 END
みんなの答え
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リア充誕生物語♪(*^^)o∀*∀o(^
甘いね~♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪ 面白かったよ~ これからも、沢山短編小説書いてね!