ゆうた
ボクのクラスにはゆうたって言うあまり人と関わらない変わった子がいるゆうたは父さんがいなくて母さんと二人暮しなんだ。ボクはゆうたと仲はまあまあだったけどゆうたは自分の事をあまり言わないんだ。ゆうたはよくあざをつくって来るんだ。ボクはゆうたに「大丈夫?母さんからやな事されてない?」と心配になるんだけどゆうたは「大丈夫」と言う。ある日、ゆうたが学校に来なくなった心配になって家を訪ねようとゆうたの家に向かったそしたら玄関にゆうたが座っていた。ボクが何をしているのか聞くとゆうたは顔を歪ませて「遊んでたら疲れちゃっただけ」と答えて家の中には入って行った。明らかに普通ではなかったゆうたが学校に来なくなって一週間。だけど誰も心配しなかったボクはゆうたを心配していたから皆んなの不気味さが怖かった。ふと下校途中でゆうたの家を坂から見るとゆうたの家だけ異様な違和感を覚えた。もしかしたらゆうた…ってなんだか嫌な予感がしたけどその日は凄く暑かったからゆうたの家に行かない事にした 家に帰ると母親がバタバタしていたなにやら良からぬ事があったみたいボクが「母さんなにしてるの?」と聞くと母さんは顔を真っ青にして「ゆうたくん、火事で亡くなったらしよお母さんはご遺体見つかってないけどね今も燃えてるみたいでさ」と言った。後から母さんに詳しく聞いてみるとまだボクが下校していた時には消防車が来ておらず野次馬が集まって辺りに火事の事が広まったみたい。もしあの時、ボクがゆうたの家に行っていたら…と思うとゾクゾクするでもボクが坂から見えた時は家は燃えていなかったよ?もしかしてゆうたはボクを呼んでいた?