きみのそばにいるよ
俺は32歳でこの世を去った。 目が覚めると俺は誰にも見えていない つまりは幽霊になった。 俺には生きていた頃、付き合っていた 3歳年下の彼女・美優(みゆ)がいた。 美優とは結婚寸前まで行っていた 俺は美優が何をしているか心配で 美優を見に行った。 美優は俺のお墓にお参りに行っていた。 それから10年経ったが美優は俺のお墓に 毎日来ては手を合わせて拝んでいた その寂しげな後ろ姿、手を伸ばしても 美優の体には触れられない。 どれだけ呼んでも聞こえない。 「どこにいるの?」 いつも決まって君は俺に問いかける。 俺も決まっていつも 「美優のそばにいるよ」と言う。 いつも俺のお墓の前で泣いている美優 俺は神様に願った。 「どうか、一度でいい。美優に 会えなくなってもいい。 美優に俺の声が聞こえて欲しい」 そんな苦しい願い、叶うわけない いつもと同じように俺に問いかける美優 俺はいつもと違う事をいう。 「美優、泣かないでくれ。 美優は笑顔が1番だから。 俺は美優を見守っているから」 こんな声、聞こえるはずないと 思っていたが 「…悠里、聞こえたよ。ありがと」 美優が空を見上げて言う。 俺の体はいつのまにか下半身が 見えなくなってきている。 「あー、願いが叶ったんだなぁ」 美優は俺のお墓に問いかける 「どこにいるの?」 俺はそっと目を伏せて 「美優のそばにいるよ」 読んでくださってありがとうございます 意味不明なところもあるかも しれませんが…。 では、さよなら!