永遠の子供病
登場人物 蒼心(あいと) セリフ 蒼「~」 宏美(ひろみ) 宏「~」 《永遠の子供病》 蒼心と宏美は幼なじみ。そして、、、恋人同士。知らないうちのクラス公認ラブラブカップル。 だった。 ある日、いつまでたっても大きくならない宏美を心配した母が、彼女を病院へ連れて行った。確かに宏美の身長は中学生だというのに125cmもない。そして、そこで言われた病名。それが 「永遠の子供病」 だった。普通の人の十倍以上の寿命になり、世界中でも人の発症例は0。唯一の発症例は動物だけだった。 「他の病気と違い早く亡くなるとかいうわけではないのですが、これは名前の通り永遠に姿が子供のままなんです。」ーーもう、病気が発症したら人間ではなくなるといっても過言ではないそうだ。 宏「そっか、私もうヒトじゃないんだ。バケモノなんだ...」 医者の言った台詞が頭から離れない。思わず涙する宏美に蒼心は言った。 蒼「バケモノだからなにさ。僕は君が好きだ。それに人だと思ってるし。」 宏「うん。」 ~10年後~ あの時そうは言った物の、宏美はちっとも成長していない。一方蒼心は、立派なお兄さんだ。背も伸び、声も低くなった。カッコいいがぴったり当てはまる青年だった。 結婚して夫婦同士だというのに街では若い父と娘とみられることの方が多かった。 宏美はこの頃から恐れはじめていた。蒼心が自分と一緒にいるのを嫌うのではないかと。そして、いつか一緒にいられる日が終わることを。 宏「人間になりたかった。戻れるなら」 蒼「素直に夫婦ですって言えたら」 『あなたをきづつけなくて済むのに』 ~60年後~ 宏美は全くと言っていいほど70年前と同じ姿、声、性格だった。 そして蒼心はというと、、、 当然お爺ちゃんくらいの年に。 少し昔まではよく一緒に買い物に行っていた。「お爺ちゃんと孫」だと信じて周りは疑わなかったはずだ。 でも今は... 病気が発症して、蒼心は余命宣告されていた。 「もって後1週間ですね。」ーー 我慢してただの風邪だといっていたのがいけなかったらしい。宏美は後悔しても後悔しきれない自責の念に駆られていた。 宏「私のせいで、、、うえーん」 ・・・ ・・ 高齢者の少女は蒼心の側で泣き続けた。3日後、彼につけられていた機械がけたたましい音を立てて鳴った。 「ピーーーー」 蒼心はとても幸せそうな顔をして寝ていた。まるで叩けば「痛い!」と答えて起きそうな顔だった。でも側にいた宏美は対照的に大泣きだった。横にあった引き出しが肘に引っかかって開いた。そこには真っ白な封筒が入っていた。 「宏美へ ずっと一緒にいてあげられなくてごめんなさい。君が僕の隣にいるといつかは別れなくてはいけなくなることがわかっていたのに。でも、僕はとっても幸せな人生でした。こんなに愛されて、、、すっごく楽しかった。ありがとう。 そして、次に生まれ変わったら、ずっと宏美といられますように... 蒼心より」 気がつくと外の通り雨が止んで、虹がかかっていた。 宏「蒼心が一番好きな天気だ。」 彼女の顔に笑みが溢れた時、病棟から声が響いた。 「おぎゃ、おぎゃ~」 「男の子ですね!」 後にその少年は永遠の子供病発症例2人目になった。彼と宏美が出会ったとき、運命の歯車がリスタートを切った。 その少年の名はーー蒼心。 ~END~ こんにちは、猫田&結芽です!初チャレンジの恋愛もの(?)です。ベタであまりうまくないかもしれないですが、頑張って書いたので是非感想聞かせて下さい! 長々とお付き合いありがとうございました!
みんなの答え
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羨ましい…。
凄いですね…。2000文字以内にこんな感動するストーリーを作れるなんて…。えっと、本当に同い年でしょうか…。 私は特に、 宏「人間になりたかった。戻れるなら」 蒼「素直に夫婦ですって言えたら」 『あなたをきづつけなくて済むのに』 ↑この部分が好きです!それぞれの思いと、共通の思い…。うう~ん、素敵だぁ…。 漫画化とかアニメ化してもいいんじゃないかと思えるくらい素晴らしい作品でした!続きが気になります…。連載できないのが残念ですが…。 これからも作品作り、頑張って下さいね!
やっほー
なんか、すごい切なくて、悲しいなぁって思ってたんだけど、最後、蒼心が生まれ変わるっていうところがすごい好き。永遠の子供病っていう発想もすごいなぁって思った!!! ~おまけ~ 私の小説、感想書いてくれてありがとね!!!!!
感想
いいですネ(^^)