おなかすいた
ボクの学校には「おなかすいた」が口癖の陽太君て言う子がいる。陽太君は皆からよっちゃんて呼ばれていてちょっと小太りの子だった。 よっちゃんはそんなに目立ちたがりやじゃないけど給食の時は違う。よっちゃんは目を離すとすぐに給食を食べ終わっていて、「おなかすいた」なんて言ってすぐにおかわりするんだ。ボクはよく食べる子なんだなんて思っていたし別にそこまで気にする事は無かったけどボクの兄は良く思っていないらしく、兄はよっちゃんに近づくな。なんて言っていたボクは変なの…なんて違和感を覚えたある日、担任先生が水槽のフナの数が少なくなっているのに気づいた担任先生は理科の先生が持って行ったのかと思いあまり気にしていなかったそうだ。だが、フナは日を追うごとに少なくなっていった。ボクはまさか…よっちゃんが? なんて思ったけど生の魚なんて食べないだろうし、ましてや観賞用の魚を食べるだなんて…と一人日が暮れた教室で水槽を見つめていた。 すると廊下から足音が聞こえたボクは先生かな?なんて思ったけど違う先生じゃない。廊下からは太い声の鼻歌が聞こえるその鼻歌はよくよっちゃんが歌っていた鼻歌だ。 ボクはなぜよっちゃんが?なんて思ったけど思考より先に体が先生用の大きな机に隠れた。よっちゃんの鼻歌が近いそしてついによっちゃんが教室に入ってきたすると真っ先に水槽に向かい手を突っ込んでフナを捕まえはじめた手にしたフナを生で噛りつきとても生々しい匂いが辺りに充満した。何匹か食べるとまた鼻歌を歌いながらよっちゃんは教室を去っていった。 …後から聞いた話しだが兄はボクの前にフナをよっちゃんが貪る姿を見たそうだ。ボクと兄は数日後、親の仕事が原因で違う学校に転向した。よっちゃんとは一体なんだったのか疑問しか残らなかった。 読んでいただきありがとうございました!
みんなの答え
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へえ!!
すごい!不思議な感じをよく表現できてる!! また書いて!!