卒業です。
私「先生すーき!」 先生「はいはい」 こんなのはいつもの会話だ。 でも、今日は本気。 そう思いながら私は風通しの悪い教室の机にもたれながら先生をまっていた。 先生「すまんすまん、校長に呼び出され てさぁ、たく…話長いんだよなぁ… んで、放課後に呼び出して話ってなんだ?あゆみ」 この名前は私がテストで100点とれたら下の名前でよんでほしいといったので、こうよばれてる。 もうあと3日で卒業…最後に気持ちだけはわかってほしい… 私「先生…すきだよ。」 先生「はいは…」 返事はわかってたから私は先生の背中に手を回した。 先生「ちょ…あゆ…」 私「ちゃんとわかってよ…!!」 先生もいつもと違う私に気づいたのだろう。顔つきが真面目っぽくなった。 私「先生…覚えてる?私がいじめられてて、他の先生は見て見ぬふりだったけど…先生はすぐ守ってくれたんだよ…」 先生「あぁ…覚えてるよ。ほっとけなかったからな」 私「そーゆーところがすきなの…!…ずっとすきだったの…」 そういって私は袖で涙を拭った。 先生「ありがとう。でも…ごめんな」 私「…私が…生徒だから?」 先生「ううん。」 私「私が、先生のタイプじゃないから?」 先生「ううん。俺にはずっとすきな人がいるんだ…。もう…会えないんだけどな」 私「…えっ。もしかして、喧嘩しちゃったんですか…?」 先生は静かに首を横にふる 先生「亡くなったんだよ。2年前に。がんだった…」 私は言葉を失った。 すると先生は真面目そうなかおからいつもの笑顔に戻り私の頭をなでた 先生「背たかくなったなぁー!俺とほとんどかわんねぇんじゃねぇか?」 私「せんせっ…」 先生「大丈夫だぞ。」 まるで私の大丈夫かなという思いを読み取ったように先生はそういった。 窓から光がもれ、すこしカーテンがなびいた部屋で少しの間沈黙が続いた。 そして 先生「あゆみ、卒業おめでとう」 少し早めの言葉に私はまた涙があふれてきた。もう無理なんだと実感したからかもしれない。 その後先生と教室の鍵を閉め私は学校の門を出て自分の家へと足を進めた。 3日後、私たちは無事卒業。友達との写真を撮ったり、話したり、泣いてる人たちもたくさんいた。先生が二階の窓から見ているのに気づいた私は、 『いってきます。』 と小声で行った。 先生が少し笑ったような気がした。
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あれ…?
なんかあったかいものが頬をつたう 私…泣いてる…!? すごい感動しました!!また書いてください!!