とある少女と魔法使いのお話。
ねぇしってる? このもりのなかには、かわいいかわいいまほうつかいがいるんだって。 でもそのまほうつかいでは、めずらしいおとこのこなんだって。 これはかわいくてたのしい、ひとりのおんなのこと、おとこのこのまほうつかいのおはなし。 中々興味のあるお話だった。でもその続きを読もうとは思わなかった。 私はパタンと本を閉じる。「アルベールのまほうつかい」という題名が目にはいる アルベールとは、この街のことだ。この物語の舞台になっている。 私はそこに引っ越してきたばかりだったから、少し気になって手に取った。 でもなんでだろう...もうこの物語を読んでみたいとは思えない。 また1人になる気がして... 「こんにちは!お嬢さん♪」 ため息を着いたと同時に声がした。後ろからだ。 後ろに振り向く。するとそこには 魔法使いがいた。 ...いや、魔法使いの見た目をした男の子...? 大体、今の時代に魔法使いなんて... 「僕は魔法使いだよ♪珍しい男の魔法使いさ!君の願いを1つ叶えてあげる!」 本当に魔法使いだった!!! ...ていうか願い? 1つ? 本当に? でも叶えたい願いなんて沢山ある、その中の1つって... 『友達...が欲しい』 ずっと本を読んでいたんだ。 本の中の世界は、自由で楽しくて、ハラハラしたり、ドキドキして... 自分の趣味なんてそんなものだった。他人と話のできる趣味なんて持ち合わせてなかった。 だから、周りから避けられて... いや違う。私が避けられた理由。それは ...落ち着け。違う。絶対違う。お母さんはお父さんは 私を捨てたりしない しないんだ。だから... 「なっなんで泣いてるの?!あっ魔法使いとかやっぱ変なやつだと思った?!しかも男だから?!」 とっ友達!友達をつくるのは...ちょっと今の技術じゃ...」 『違うの...わっ...たしは...とも...だちじゃなく...てぇ...』 『家族が...欲しい』 「...家族?...ねぇそれって僕じゃダメなの?」 『...え?』 「僕と君、今日から家族。ね?」 「君の名前は?」 『...フラジール』 「フラジールかぁ!いい名前だね!! よろしく!フラジール!!! 僕の名前はベリー!覚えておいてね!」 話についていけないよ...ベリー... 私は不幸なんだ。疫病神なんだ。お母さんがよくそう怒鳴ったんだ。 だから、私と家族?そんな事したら 『貴方も不幸になって...』 「んもぅ!魔法使い舐めないでよ!不幸を避ける魔法ぐらい使えるし」 もう君に辛い思いはさせないから。 あの物語の結末?気になるの? んーじゃあ特別に教えてあげる。本には載っていない、秘密のお話だよ。 フラジールはベリーという可愛い魔法使いの男の子とお婆さんになっても仲良く楽しく暮らしてるんだとさ。 [ん?暮らしてるって今も生きてるの?] 生きてるさぁ。今も凄く元気だよ。 さっお話も終わったし寝ましょ。ロウソクを消して、おやすみなさい。 [おやすみ、フラジールおばあさん。]
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かわいい
こういうかわいい話好き!!かわいい! こういう作品かけるようになりたいな! また書いてね! いい作品ありがとう!