これが、「恋」なのかなあ。
七月のある日。「おはよう!」そう言って教室に入る私。小5の佐々木希海。「のぞみ~おはよ~」「今日も暑いね~」 そう言って返してくれたのは…友達(親友?)の七崎真奈。真奈は優しくて、いいたいことはちゃんと言える、本当にいい人♪私は、学校が大好き!いつも一生懸命授業を受けてるよ~。でも… 私は、友達が少ないんだ。1か月前位のこと。このクラスには、女子の大半で構成されたグループがある。そのグループの子達が、廊下で座って喋ってて、一年生が通れなくって困ってたから、「ここにいるのやめてくれる?」って言ったら、私はそのグループの子から避けられるようになっちゃったんだ…はあ。 そんなこのクラスには、だれもが認める人気者、市原優がいる。明るくて、勉強も、運動もできるんだって。だから、ほとんどの女子が、市原君が好きなんだって。私は好きな人なんて、できたことないや。 その日の中休み… 私は、クラスで育てているキュウリさんに水をあげに行った。 もうすぐ授業だ。急がなきゃ。そう思っていると、“ガタガタッドーン”すごい音がした。 急いで駆け上がってみると、男の子が、階段から落ちていた。ひじとひざから血がでている。 「大丈夫?歩ける?」男の子は泣きながら首をふった。私は、その男の子をおんぶして、5階の保健室まで連れて行った。「ありがとう」と言いながら、男の子は保健室に入って行った。 その名札には、「1-2 いちはら」とかいてあった。 授業には大遅刻した。15分も遅れてしまった。先生にはすごく怒られた。 真奈が、「希海は理由もなく授業に遅刻するような人ではありません!」と反論してくれたけど、先生は聞いてくれなかった。 その日の放課後。黒板係の私は、いつものように、黒板を消していた。先生や皆が授業しやすいように、いつもきれいに消している。いつもは1人のはずの放課後に、もう1人、いた。市原君だ。いつも一緒に帰ってる子とは、一緒に帰らなくていいのかな。そう思っていると、声をかけられた。 「希海、弟を助けてくれて、ありがとう。」 あの子、市原君の弟さんだったんだ。 「大丈夫だよ。大きいけが、してなかった?」 「うん。軽い捻挫だって。…」 「あっあの!俺、いつもまじめで優しい希海がずっと好きだった。」 市原君は顔を真っ赤にしている。大丈夫かな… 「そんなこと言われたの初めてだよ。ありがとう。」 希海は、告白されたことに、気が付かなかった。 帰り道、市原君にあの言葉を言われたときを思い出す。 なんだか、胸がドキドキしている。なんだか、市原君に、会いたい。 「これが、恋なのかなあ。」 初めての、恋愛小説に挑戦してみました。 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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すごい!
恋が上手く表現されててすごい! いい作品ありがとう!!