偽笑顔病
私は吉永優香。私はある病気を持っている。それが「偽笑顔病」。病名の通り偽の笑顔を作ってしまう病気だ。これが重症化すると、本当の感情が一生表に出せないらしい。私はまだそこまでは行ってないんだけど、重症化の1歩手前ぐらいにいるらしいから、気を付けてる。で、まあ、直し方がすごくて。それが、「両想いになる」というもの。信じられないでしょ?でも、この治療法で病気を治せたひとはたくさんいるんだって。だから、今、その治療法で頑張ってる。一応、好きな人はできた。川崎陽斗っていう子。顔は普通なんだけど、性格がめちゃくちゃ良くて。かっこいいよなぁ。 「吉永!よ・し・な・が!」 「あっ、ご、ごめんなさい。ボーっとしてました。」 危ない危ない。ここが学校ってこと忘れてた。そして、大好きな川崎君の方へ視線を移す。でも、彼は、私のことなんて全く気にしていない様子。どうせ片思いで終わるんだ。あ―あ。そう思ってたら、昼休みになった。もう昼休みか。そう思いながら母が作ってくれたお弁当を食べる。すると、ある会話を聞いた。私は耳をすます。 「川崎君って、実は愛が好きらしいよ。」 「え!?マジ!?」 ああ、聞いてはいけない会話だった。この瞬間、私は失恋したのだ。まさか、愛が好きだなんて。そうだよね。愛は私より可愛いもの。そりゃそう。自分にずっとそう言い聞かせた。でも、すぐにはその事実は飲み込めなかった。すると、私の目の前に川崎君の顔がいきなり出てきた。 「わっ!ビックリした…」 「な、吉永。部活さ、早めに行って準備しなきゃならねえんだけど、一緒に手伝ってくれないか?」 「い、いきなりね…」 あ、言い忘れてた。私と川崎君は、部活が一緒。まあ、部員とマネージャーの関係なんだけどね。 「お願い!」 「わ、分かった。」 「ほんじゃ、4時に体育館ね。」 そう言って川崎君は去っていった。そして、私は川崎君の後ろ姿を見て、ある覚悟を決めた。 (真実、問いただそう。) と。 そして私は4時ギリギリに体育館に着いた。 「お!おせ―ぞ!」 彼はもう既にユニフォームに着替えていた。 「ごめん。」 「ほんじゃ、準備するぞ。」 「ねえ。」 気付いたときには、口が先に動いていた。 「ん?」 「本当に、愛のこと、好きなの?」 覚悟した割には、しどろもどろな声が出た。 「何で聞くんだよ?」 「私、あなたが好きだから。両想いじゃないかもしれないけど、好きだから。」 しかし、川崎君は口元に少し笑みを浮かべながら 「それじゃだめだな。」 といった。 「え?」 私は一瞬戸惑った。でも、返事は予想以上の答えだった。 「俺は大好きだからだよ!」 そう、あの噂はフェイクだったのだ。その返事を聞いた瞬間、私の顔に笑みがこぼれた。それは、偽の笑顔じゃない、正真正銘本当の笑顔だった。 この瞬間、私は「偽笑顔病」を克服したのだった。 --------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- いかがでしたか?私なりには、これまでの中で一番頑張った小説だと思います(笑)誤字脱字・アドバイスとかがあったら、どしどし教えてください!最後までお読みいただきありがとうございました!(筆者が泣いて喜んでます)では、皆さんに幸あれ!以上コ哀大好きでした!
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ハッピー
ハッピーエンドでよかった!! 表現と発想すごいね! また書いて!