母さん。
僕「母さん!母さん!起きてよ!ねぇ、ねぇ!!」 父「永人!もう母さんはいないんだ!もう母さんは、目を覚まさないんだよ!」 僕「いやだ!母さん!目を覚ましてよ!母さんってば!!」 1年前… 母「ゲホッ ゲホッ…」 その頃から母さんは、良く咳をするようになって、ご飯も全然食べなくなっていた。 食べていたとしても、その夜必ず吐いてしまう。 ストレスのせいかな…。 僕は18歳。反抗期に入っていて、よく母さんにあたっていた。 それから1ヶ月、母さんの症状が悪化して、病院に連れていった。 「…お母さんは、急性白血病です…」 父「……え?」 僕「急性白血病…?」 何それ?お母さんは死ぬの? どういうこと?教えてよ。ねぇ 父「お、お医者さん。助かりますよね?」 「残念ですが、見つけるのが遅すぎました。余命は、あと10ヶ月かと…」 僕「え??母さんは死ぬの?ねぇ、父さん!教えてよ!ねぇ、ねぇ!!父さん!!」 父「…っ…!!」 父さんは、泣いていた。 その時理解した。 母さんは、死ぬんだ それから10ヶ月。 今日は、母さんの最後の日。 母さんは、声を上げることもなく、意識がもうろうとしている。 目にはもう、光がない。 息をするのも、機械があってやっとだそうだ。 僕は後悔した。 いや、泣いた。 もう、外見から見て母さんじゃないモノを、ただ見つめるのが、苦しかった。 泣いても、泣ききれない。 あの言葉を言いたいのに、声が出ない。 なんで?なんで? 言いたいのに、言いたいのに…!! 母「えい…と…」 母さんの口が開く。 僕「…!!」 母「ごめん…ね」 違う。母さんは悪くない。 母「貴方の…最後、を…見送れなくて、ごめんね。」 違う。違うんだ。 母「いつまでも…愛してる…から…ね…」 ピーーーーーーッ その言葉を最後に、母さんはこの世から去った。 母さん。 元気ですか? 僕は今、家族ができました。 女の子二人と、男の子一人です。 母さんみたいに、愛せる人ができました。 これは、母さんのおかげです。 ありがとう。 一人の男性は、白い封筒を誰かの墓の上に置いた。 墓の周りは、桜でいっぱいに染まっている。 男は墓と反対側を向くと、三人の子供と一人の女性のもとへ走って行った。
みんなの答え
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素晴らしい!
タイトル偉そうでスイマセン。こんなにに泣ける話初めて見ました!やっぱり親の大切さがよぉく伝わりました。こんなに泣ける作品書いてくださりありがとうございます!じゃ!そういうことで!
無題
これを読んでよかったなぁ。また作ってよ。