変化
私は、幼馴染の颯来(そら)と一緒に登下校をしていた。 朝は私がピンポンを押しに行っていた。 帰りは颯来が私の席まで来てくれた。 「一緒に変えろーぜ!」 颯来のキラキラとした笑顔が太陽のようだった。 中学生になっても、何も変わらないと思っていた。 中学生になった。 クラスはまた一緒だった。 初めての登校日、いつも通りピンポンをして一緒に登校した。 そしたら、「お前ら付き合ってんのー?(笑)」とクラスの男子に冷やかされた。 私が、「そんなんじゃないよ」と声を掛けようとしたら、 「家が近いだけだよ」と颯来はいつもより強い口調で答えた。 その日もいつも通り一緒に帰った。 「3巻まで漫画貸したよな、今度4巻取りに来いよ」 「うん」 朝、冷やかされたけど私はあまり嫌だとは思わなかった。 次の日も、また次の日も冷やかされた。 帰り、颯来が私の席に来なかった。 颯来の席を見ると、颯来はいなかった。 勝手に帰るだなんて、初めての事だった。 昇降口を出ると、道の向こうで颯来が私の知らない、男の先輩たちと歩いているのが見えた。 私は追いかけることができなかった。 次の日、私は颯来の家にピンポンをせずに学校へ向かった。 昨日勝手に帰ったから困らせようと思った。 しかし、私がピンポンをしなかった日は、いつも遅刻していたくせに、 颯来はHRの10分前に来た。 胸が痛かった。 (私はもう必要ない、むしろ邪魔なんだ。) 私は颯来に声を掛ける理由を探した。 理由を思いついた。 次の日、声を掛けようとした。 「漫画、いつ取りに行って良い?」 でも、こんな短いセリフさえも言えなかった。 そのまま一週間が過ぎた。 私たちは全く話さなくなった。 どうせいつかはこうなるんだ。 それが、私の想像よりも早く来ただけ。 そう思うことにした。 思ったより、悲しくなった。 ある日、机に漫画が入っていた。 (4巻だったら、これからも会える!) そう思った。 表紙のタイトルは、『平行』だった。 中身はよくわからない数学者の話だったけど、 私は颯来の言いたいことが分かった。 『平行』。 決して交わることのない線。
みんなの答え
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別の終わり方
リモコン無くしがちです。 最後の別のバージョンを考えました! 表紙のタイトルは『垂直』。 私は颯来の言いたいことが良く分かった。 一瞬しか交わることのできない、2本の線。 でも、もう一度線を引けば、また巡り合える。 明日、颯来と線を引こう。
名前に惹かれたw
確かに、リモコンってすぐなくすw こんにちは!真羽たんです。 最初は恋愛小説かと思ったらこんなに 悲しいお話なんて(泣) あ、けどこんな男子いるよね~ いつも一緒なのに、からかわれて はずいって思う男子。 かわいいな~w
マジか~
まるち~ずです(*^^*) 先日は、私の質問に回答してくれて ありがとうございます(*ゝω・)ノ タイトルで気持ちを伝えるって、 なんかすげ~ (語彙力、ゴミ箱に捨ててきました) 颯来さんは、冷やかされるのが嫌だったのでしょうか? 場違いがスミマセンm(_ _)m
うぉぉぉぉー( ;∀;)
あんなに仲良くしてくれたのに‥悲しいですね。漫画のタイトルで意味を伝えたんですね。 ソラもあんなこと言われてこうなっちゃったんだと思いますけどそれでも気にせず接してほしかったです( ´△`)(個人的な意見です) ハッピーエンドも良いですがこういうバットエンドって言うんですかね、悲しい結末も良いですよね( ゚∀゚) 書いてくれてありがとうございました(*- -)(*_ _)ペコリそれでは!