小さな初恋物語
「司!」 まるでスローモーションのように、彼は斜めに傾く。 次の瞬間、ドサドサっと鈍い音がして、それからどうやって救急車を呼んだのか、どうやって家に帰ったのか、まだまともに覚えていなかった。 一年後。 私は高校生になった。毎日が楽しく、逆に悩みなんてなかった。 だが、一つを除いて。私は我が家に帰る。いつものように私の部屋の、棚の上に飾っている写真を見つめる。 そこに写っていたのは、一年前の私とー、司。小さい頃からの幼馴染みだ。 2人は満面の笑顔で、まるで兄弟の様に、仲睦まじく写っている。 ずっと、この様な関係は決して崩れないーそう思っていた。 あの日までは。 それは夏の暑い日。私は司と公園に遊びに来ていた。色んな事を話した。 学校のことや、クラスメイトの面白い秘密など。 今思えば不思議で仕方なかった。あと10分もしないうちに彼の身に悲劇が訪れるのに笑っていられたなんて。 突然司の目が見開かれる。私も司が見ている方向に目を向ける。 そこには6歳ぐらいの男の子が友達とじゃれあっていた。 だがあと一歩踏み出せば階段から転げ落ちそうだ。私は急いで口を開く。 しかし私は遅かった。彼が男の子を助ける為、飛び出したのだ。 幸いその男の子は助かったのだが、司は階段から落ちた。 私はあっけにとられて見入る。瞬きすら忘れたぐらいだ。 私はあの男の子が憎かった。司はあの男の子を助けるために飛び出したのに。 彼はこのことについて学校に触れられたくなかったのか、遠い学校に転向していった。 ここで初めて初恋だと分かった。もう一度会いたい。私の願いは、ただそれだけだった。 5年後。 私はファーストフード店でアルバイトをしていた。身の疲れをほぐす為にエステでも行こうかと帰宅中ずっと考えていると、前方を歩いていた人のバッグからキーホルダーらしき物が落ちた。 それをサッと拾い、声をかけようと思い何気にキーホルダーを見てみると、それは写真を入れられるタイプのものだった。その写真を見つめると、息を呑んだ。私は急いで顔を上げる。 「もしかして‥司なの?」 一年後。 美しい純白のドレスに身を包んだ私は、彼を待っていた。 彼は小さい声で「おまたせ」と言う。私はそれにただ微笑む。 実は一年前、彼に再会した時、バッグに付けていたキーホルダーには、私の部屋に飾られた写真と同じ写真が入っていたのだ。 そして私達は花が舞い散る教会に一歩、踏み入れる。 私達は見つめ合い、未来の幸せは、ここに誓われた。 そして私の小さな初恋は、ここに幕を閉じる。 ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます! 2回目です!(1回目は『木の葉』っていう題名です。見てくださると嬉しいです!) 私は、将来「漫画家」か、「小説家」になろうか考えています。 なので皆さんが、私が小説家に向いてるか、ご判断お願いします! 皆さんのコメントが私の励みになります! 宜しくお願いします!
みんなの答え
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いいですね!
私もりんごさんと同じで小説家を目指してます! 私よりすごいので、なれると思います!
イェーイ!
私、こういう恋愛小説が好きなんですよー! なんていうのかな?ロマンチック‥って感じの? 特に「そして私の小さな初恋は、ここに幕を閉じる。 」 ていう文が素晴らしいです! 次作品も期待してます!書いてくだs((
誘われ!
ルキに誘われやってきました! 面白いですね!流石ルキの言う通り‥! 小説家に向いてると思いますよ!頑張って下さい!
面白い!
私は、恋愛小説って苦手なのですが、これなら読みやすく、大変面白かったです! 私も小説家を目指しているので、もっと頑張らなきゃなと思いました。
お
センスがありますね。あなたは小説家になった方がいいと思います。
うん。
読んでいてとても面白かったです。 私も小説家を目指しているので、一緒に頑張りましょう。
いいね!
すごい!あなたは小説家になれると思うよ。
素晴らしい!
私より年下なのに、語彙力が凄いですね! 小説家、向いてると思います! 頑張って下さい!応援してます!
向いていると思います!
私も小説家になるのが夢なんですが、りんごさん、とてもセンスがあると思います!自信持って頑張ってください♪
おお!
凄い!素晴らしいです! あなたは小説家の才能が十分にありますよ! 頑張って下さい!