5年後のあなた【短編小説】
「ふっ。ふふふっ、ははは!」 つい、笑っちゃった。 私は木村絵美。14歳の中2。 私が笑った理由は。 「康太(こうた)くん、転校してすごい遠くの中学校行くんだって。」 親友の木乃香(このか)の言葉だった。 私が嫌いなタイプの安田康太が転校するという噂を聞いたからだ。 確かに、いつも大声を出す安田が、今日はいない。 いつもクラスはザワザワしているのに、今日はやけにシーンとしている。 …嬉しいな。 と思ってしまった。 私って性格悪いよな~…。 キーンコーンカーンコーン… ガラガラっ 先生が教室に入ってきた。 第一声は…。 「えー、今日は君たちはきっと気づいているが、安田がいない。安田は北海道の中学に転校することになったんだ。」 おはようの一言も言わずに、このことを言った。 それを聞いた男子は。 ーえーっ!康太に言われてないぞ! ーなんでだよ!オレも北海道行く! ーなんで言わずに行ったんだよ! やっぱり。 いつも大声を出すから、目立つ安田。 友達もたくさんいる。 やっぱり男子はこう言い出すと思った。 でも私は。 心の中で、パーン!とお祝いをした。 5年後。 私は、北海道大学*に 受かった。 北海道大学は、非常に入るのが難しかったけど、何とか…。 入学式の時から、私は早くみんなと友達になりたかった。だから、すぐにみんなの顔を覚えようとキョロキョロしたその時ー。 見覚えのある顔が見えた。 あれ?あれってー。 安田康太がいた。多分そうだ。 やんちゃそうな顔。 濃い顔。 でもイケメンな顔。 私はなぜか、ドキドキと音を立てて、安田の顔を10秒間くらい、見つめた。 チロっ。 わっ!!目が合った!! 慌てて目を逸らす。 逸らそうとしたら…。 ニカっ! 今までにないくらいの笑顔で、私に笑いかけた。 ドキドキ。 心臓が花火のように鳴る。 かっこいい。友達がたくさんいるのも分かる。 もしかして私って、安田のこと…。 好きなのかな。 って、ん…? 安田は口をパクパクしてる。 う、い…? もう1回。 う、い。 よく分からない。 ほんと、変なヤツ! まあいいや。入学式終わったら、私の気持ち伝えて、さっきのやつ教えてもらおうかな! *北海道札幌市にある大学。北海道で1番頭がいい大学。国立大学。
みんなの答え
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ひらめいた!
こんにちは☆キッズです! 突然ですが、安田康太くんのう、い、う、いって 「好き」ですよね!!!