【#短編小説】キセキの一打
俺はハヤト、小6だ。趣味は野球。学校の野球チーム「ドルフィンズ」の四番をつとめてる。でももうやめないといけない。親の都合で引っ越すことになった。試合は後1つしかできない。3日後の地区大会決勝だ。対戦相手は強豪チーム「ジャガーズ」。正直負ける可能性がかなり高い。でもどうしても勝ちたい。これまでの力を振り絞ってやる。そう思って3日を過ごした。 試合当日。天気は雲ひとつない晴れ。風もいい感じだ。監督が 「今日は決勝、そしてハヤトの最後の試合だ。ハヤトが笑顔で終われるよう、全力を出せよ。」 と言った。全員が 「オーーー!!!!!」 と言った。 試合が始まった。俺も必死でバットを振った。しかしさすが強豪チーム。全く打たせてくれない。しかも攻撃もすごい。エースのハルでさえどんどん打たれる。そして迎えた9回裏。点は6-2で負けてる。相手のピッチャーは守護神、山田。こいつにはヒットをほとんど打ったことがない。しかしこいつの球を打つことのできるやつがいる。それが今打席にいる5年のユウイチ。守備は少し下手だが得意なピッチャーではどんどんヒットを打つ。こいつにヒットを打ってもらえれば流れが変わるかもしれない。願うような目で皆がユウイチを見る。そしてユウイチが打った!! 「うおー!!」 と皆が言った。ユウイチは2塁打だった。次の打者はアウト。そして俊足のカズが打った!どんどん走って3塁打!ユウイチがかえって6-3。後3点で同点。次の打者はアウト。次の打者は3番のナミ。女子だけど俺と同じくらいの強さだ。2アウトだからもう後はない。ナミが打った!でもそこは相手の守備範囲だ。終わった。と思って目を瞑ると皆の嵐のような声が聞こえた。なんと相手が落としたのだ。その間にカズがかえる。6-4。次のバッターは相手の苦手な打者、ナル。フォアボールだった。 「キセキが起きるかもしれない…」 と俺は呟いた。これはやるしかない。そう思って俺は打席に立った。 「ガンバレー!!」 「お前ならいける!!」 色々な声援が聞こえてくる。まずは1球目。ストライク。見ていたより速い。この調子で2球目。ストライク。次ストライクだったら終わる。腕に力が入る。そして相手が投げた。 「お願い…!」 と思いながらバットを振った。 「カキーン」 と鋭い音がなった。必死で走った。ボールなんて見てられない。 「ワーー!!」 と皆が叫んだ。ホームランだった!!6-7の逆転サヨナラホームラン!!優勝だ!!!皆が俺に抱きついた。少し恥ずかしかったけどとても嬉しかった。最高の最後だ。監督に 「何かみんなに言うことはあるか?」 と言われた。俺は 「皆が頑張ってくれたから、俺も頑張れた。お前達は最高の仲間だ。これからも頑張れよ。俺のこと忘れるなよ。」 と言った。ほとんどの人が泣いていた。監督が 「よぉーし。最後に写真をとるぞ!」 と言った。俺は優勝カップをもち、真ん中に立った。泣いていた皆も、自然と笑顔になった。 「はい、チーズ!」 ふいた風が少し暖かく感じた。 どもこん!さっぴでーす!!皆さんいかがでしたか?感想お待ちしてまーす!では!
みんなの答え
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やっぱりすご~い?
やっぱり? と思ってるかもしれません。 この前、「何度も、何度でも」、読ませていただきました。 ハヤト、ほんっと~に奇跡! しかもカッコイー! やっぱり才能あるよ! さっぴさんみたいな人、憧れますぅ~ 他の小説も待ってます☆