光をくれた君
(世の中理不尽だ…)蹴られて痛む体をさすりながら帰っていた。いっそ死にたい。そう思っていた私を変えたのは、たった一人の私の親友だった。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「日菜美~!元気~?」西日がさしこむ彼女の病室に私、 浜松楓は、足を踏み入れる。 「いや、元気ならとっくに退院してるわ!」ベッドの上にいる親友、柏木日菜美は元気に答えた。 日菜美は、幼稚園の頃からの幼なじみだ。彼女は去年、血液の癌が見つかり入院している。しかし、彼女は相変わらず元気そうだった。 「花火大会もうすぐだね。ひなの体調よければいいね。」 花火大会は一年前から約束してたのだが、ひなの入院と重なり、行けなかった。だが今年は先生がひなの体調がよければ行ってもいいと言ってくれた。ひなも口には出さないが楽しみにしているようだった。テレビ台の上に浴衣の雑誌が置いてあった。 1週間後、ひなの体調もよく無事花火大会に行くことができた。花火のフィナーレ私は、ひなとお揃いの浴衣で花火を見ていた。…私はひなに何をしてあげられたのだろう。開いては消える花火を見ながらずっと考えていた。それでも、ひなの笑顔を見ていると、落ち着いた。だから… ひなの容態が急変したなんて信じられなかった。 学校で知らせを聞き急いだが、間に合わなかった。ひな は、あの日の花火のように消えてしまった。ひなは、私に一通の手紙を残した。そこには一言、「いつまでも大好き、ありがとう。」と書いていた。私は涙が枯れるまで泣いていた。「私も大好きだよ。ずっと…」そして、あれから一年たった。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 中学2年になった私は毎日が辛かった。クラスメイトからいじめを受けていた。いつも殴られ、苦しかった。 そしてある日、学校のプールに突き落とされた。私は、泳げなかった。 息苦しく意識を失いかけたその時、 私の横を、光が駆け抜けた。そして、その光は私を地上まで導いた。プールサイドに手をつきしばらくして顔を上げて驚いた。光の正体は光をまとったひなだった。「ひ、ひな~ぁ。」私はひなに抱きついた。実体はなかったが、温もりは感じた。そして、 「楓、守ってあげられなくてごめんね。私はずっと楓の傍にいる。たくさん泣いてもいいから、泣いた分だけ笑ってね。そして長生きしすぎって言われる位長生きしてね。私は空で待ってるから。負けないでね。」そう言って消えていった。(負けないよ、ひな。大好き。ずっと) ーありがとうー ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー10年後、 私は、ひなと同じ様な子を助けるための看護師になりました。光をくれた君を思いながら。 ーendー ※この物語はフィクションです。
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素敵
こんにちは! 結珠です(^^) 早速本題let's go めちゃめちゃ感動 親友も主人公もいいね(?) それじゃあまたね!
無題
題名からが素晴らしい。また作って。
感動!
感動しました…! 物語が深いし、一文一文考えさせられます! うまく伝わらないかもしれませんが、 これからも頑張ってください!