バイオリン
私は音崎麗音(おとさきれおん)。れおんって男みたいな名前だけど、実は女の子。私にはお姉ちゃんがいる。音崎奏。(おとさきかなで)音崎家は音楽の専門家みたいな感じで、結構音楽が得意なんだ。奏お姉ちゃんはバイオリンを習わずにやっている。習ってないのに弾けるってすごいなぁ。で、私はもうすぐ誕生日! 「麗音、何が欲しいの?」 「うん。バイオリンが欲しいんだけど…。でも、まぁ、迷惑はダメだしタンバリンとかかなって思ってる。」 「ふーん。わかった。」 そう言ってお姉ちゃんは部屋から出て行った。 次の日からお姉ちゃんの様子がおかしくなった。 放課後になるとバイオリンを持ってどこかへ行っちゃうし、 一緒に帰りたいのにいっつも今日は無理。ごめんね。だけ。 ある日、お姉ちゃんについ、八つ当たりしてしまった。 「なんでいつも一緒に帰れないの?お姉ちゃんなんてもう嫌い!」 「麗音…。」 そう言い終わる前にもう駆け出していた。ダメだよ。麗音。お姉ちゃんにも事情があるんだ。 するとお姉ちゃんの友達と出会った。 「あ、もしかして麗音ちゃん?やっぱりかわいーおっきくなったーあ、最近奏さー成績悪いんだよねー大丈夫?」 「あ…、姉は最近、放課後になったらバイオリン持ってどこかに行ってます…。」 「そう。ありがと!じゃ、お礼と、誕生日プレゼントとして。これ、あそこのおまんじゅう。美味しいよ!」 「あ、ありがとうございます。」 このまんじゅう、食べたことある。とても安くて、美味しくて、本当にクセになる味だった。おまんじゅうを食べながら歩いていたら、バイオリンの音が聞こえてきた。この音楽…。お姉ちゃんが好きな音楽だ…。そしていつのまにか私も好きになっていた曲。バイオリンを持ったら最初にひきたい曲…。フラフラ~っと音のなる方へ行くと、大勢の人が集まってた。誰かすごい人でもきてるのかな…?よく中心を見てみると…お姉ちゃん!?なんでここに…? 誕生日。学校ではみんなが私の誕生日を祝ってくれた。家に着くと…。 パーン!ヒラヒラヒラ…。 「うわぁ!びっくりした~。」 「「「誕生日おめでとう、麗音!」」」 「誕生日プレゼント、早く開けましょう!」 「ちょ、いきなり?」 お母さんは白い綺麗なドレスをくれた。 お父さんはサファイアの宝石のついたネックレスをくれた。 そしてお姉ちゃん。 「はい。麗音。お誕生日おめでとう。」 渡されたのは大きめの箱。開けると中には「麗音」って彫ってある、お姉ちゃんとお揃いのバイオリンが…! 「バイオリン…。麗音って彫ってある…。いつの間にこんなお金…?」 「実は…、放課後ね、バイオリンを弾いて、お金を集めたの。結構集まったから、私と同じように名前を彫ることもできたんだ。」 「お姉ちゃん…。ごめんなさい。あんなこと言って。こんなことしてくれると思わなかった…。ごめんね…。」 「いいよ。私も結構悪かったから。ごめんね。」 その誕生日パーティーの後、私は憧れのバイオリンでお姉ちゃんが街角で弾いていた曲を弾いた。始めはうまくできなかったけど、お姉ちゃんが根気よく教えてくれたおかげで、もうマスターできた。大人になったら、一緒に演奏しようね。お姉ちゃん。約束だよ。 ♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪ 私は音崎奏。バイオリンが得意。勉強もまぁまぁ得意だけど…。 もうすぐ妹、音崎麗音の誕生日。この前何が欲しいか聞いたら、バイオリンがいいけど迷惑かけれないよね。だからタンバリンかなぁ。って言ってた。私からの誕生日プレゼントはバイオリンに決めた。私のバイオリンは…。100万。よし!今日から100万集めよう!って言ってもうちは結構お金持ちだから90万はお小遣いにある。じゃぁ、後10万をどうするか…。いろいろ悩んで、バイオリンを弾いてお金をもらうことにした。それを何日か続けていると…、「なんで一緒に帰れないの?お姉ちゃん嫌い!」 怒られてしまった。あぁ。一番喜んでもらいたいのは麗音なのに。傷つけてちゃダメだ。そしてやっと、バイオリンが手に入った。麗音って彫ってもらった。 「はい。麗音。お誕生日おめでとう。」 バイオリンを開けると麗音は目を輝かせた。よかった。喜んでもらえた。 その後、麗音にはバイオリンを教えた。麗音はさすが。飲み込みが早い。教えてから10分でスラスラ弾いている。 いつか、二人で舞台に立って、一緒に演奏しようね。麗音。
みんなの答え
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すごい!
いつか二人で演奏しようね って気持ちが一緒で嬉しかったです! すごい良い話でした!
@@@@@@ーーーー
すごすぎる。 麗音と奏の二人の視点から物語を語っている! 同じ場面での二人の心情がわかって読んでて面白かったです。 なるほどそういう物語の書き方もあるんだなと思いました。 とっても勉強になります! これからも色々な物語を作ってください!
すごく感動!
すごく感動しました! えっと、ひとつアドバイス! えっと、私は100万円のバイオリンじゃなくて、100億でもいいと思う! そうしたら、音崎家のお金持ちって感じも、奏がすごく苦労して集めたってこともわかるしね! とってもいい物語でした! これからも応援します!
感動~!!
@@@@@@! 最近めっちゃ短編小説書くの上手くないですか!? すごいっ これからもいっぱい書いてください!よろピーです!
すごい!
2人それぞれの目線で書かれていてとても良かったです!! 90万お小遣いであったら、10万という金額は大きいのに稼いだのは少しみたいに聞こえちゃう気がするから、もっと稼いだ設定でも良いと思う! 良い小説をありがとう!
二つの視点!
二つの視点から、物語を語っていますね! すごいです! すごく面白いんですが、アドバイスです。 流れとしては良くできていて、綺麗な感じでまとまっていますが、 私としては 「貧乏だけど、かわいい妹のために、必死で100万を稼ぐ」 という設定の方が、読者が入り込めて、奏がどんなに妹のために頑張ったかを伝えられるもっと素敵なストーリーになるはずです! あくまで参考に! このお話はとってもステキだったので 思わずアドバイスしたくなっちゃいました! それでは!あーぴぃより!