足速靴
主人公 里奈 小6。足が遅いのが悩み。 謎の女の人 里奈に『足速靴』を渡す。 ピーー 「はあ、はあ」 今はリレー選手決め。 …やっぱり私はビリ。私はクラス、いや、学年で一番足が遅い。 私だって、リレー選手になりたい。でも、こんな私がリレー選手になっても、みんなの足を引っ張るだけだよね…。 リレー選手決めの時間は、とても長く感じた。 そして、やっと下校の時刻がきた。 『起立!はい、さようなら。まっすぐ家に帰ろよー』 担任の先生が大きな声で言った瞬間、多くの生徒が一気に教室を飛び出した。 私も今日は何となく、早く教室を出たかったから、小走りで教室を出た。 帰り、一人で小さな商店街を通っていると、ある女の人とすれ違った。 「ねえ貴方」 すれ違った女の人は、突然話しかけてきた。 「…はい?」 「足が遅くて悩んでるみたいね」 …!? 「な、何で知っているんですか」 女の人は、ふふっと笑った。 「私、人の心が読めるの。貴方は足が速くなりたいのね?じゃあ、丁度良い物を持っているわ」 「ほ、本当ですか!?」 「ええ、本当。貴方に差し上げます」 その時、女の人は、【足速靴】と書かれた札の付いた、黒っぽいスニーカーを取り出した。 「履いてみて下さい」 女の人は、そっとスニーカーを私に差し出した。 ゆっくりとそのスニーカーを履いてみると、 「何これ!履き心地が凄く良いです!」 サイズも何故かぴったりだった。 「なら、ただで差し上げます。…あ、ただし、間違った使い方をしないでくださいね。その靴は、貴方だけの物です。誰かに貸してしまったら…いや、何でもないですよ」 「はい!ありがとうございます!」 その靴を履いてから、学年一位の足が速い子を抜かした。 そして、走る事が好きになった。 私は、足が速くなってから、みんなからチヤホヤされるようになった。 『すごーい!』 『速く走るコツってある?』 私は、軽い気持ちでこう言った。 「私の履いてる靴のおかげだよ」 そしたら、私の友達が 「その靴履かせて!」 と、言ってきた。 「いいよ!」 …でも、友達がその靴を履いても、私みたいに足は速くならなかった。 その日の帰り、無性に走りたくなった。 前のように走ろうと思ったら 「…あれ?」 前のように速く走れなかった。 「…何でっ」 私はふと思い出した。 あの時の女の人は、『誰かに貸してしまったら…』と、言いかけていた。 誰かに貸してしまったら…この効果は消えてしまうという事だったのかな。 私は一人で後悔をしていた。 end こんにちは! どうでしたか?みんなの感想待ってます!長文失礼しました
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おお!良いね!
少しミステリアスなの、良いと思いました! 私も足遅いから、足速靴欲しいなw