パパは売れない画家です。
「パパは売れない画家です。」 私、ミウは原稿用紙の始めにそう書いた。 まだ一文しか書けていない、 「お父さんについて書こう!」 がテーマのその作文の提出日は、確か明日だったっけ。なのに、書くことが何も浮かばない。そのわけは、パパの職業のせい。パパは、画家をしている。でも、全然、売れていない。パパの唯一の収入源は、近所のコンビニのバイトのみ。 それなのに、パパについてなんて書けないよ~!! 「ママ~!なに書けばいいの!?パパについてなんて、書くことないのに!!」 思いっきって、聞いてみた相手はママ。ママはこの辺でも有名な医者をしている。あ~あ、ママについてなら書くことたくさんあるのになぁ。でも、今はそんな事を言っている余裕はない。 「ミウ、パパの絵、きちんとみたことはあるの?」 「あるわけないよ!パパなんかの絵なんて!」 「じゃあ、きちんとみてから文句を言わなきゃね。」 「わ、わかったよ。みればいいんでしょ!」 どうせ、大したことないに決まってる。私はそう思いながら、パパのアトリエのある二階へと階段を上がっていった。 コンコン! 「パパ、入るよ!」 「お、おう。」 パパは私がアトリエに入ってくるのがよほど珍しいのか、驚いた様子でこちらを見ていた。 すると、そこには、目をひかれるようなたくさんの絵が飾ってあった。 夜景、海底、森林…。 「スッゴい…。」 思わず声が出た。 「だろ?パパの自慢の絵達だ。」 そして、パパは今まで見たことのないくらい熱を入れて、絵について語ってくれた。 そして、私は原稿用紙の二行目に、こう書き加えた。 「でも、パパの絵には、人の心を動かす力があります。」 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 読んでいただきありがとうございました!父の日にちなんで、お父さんに関係のあるお話を書かせて頂きました!!
みんなの答え
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わあーー☆
タイトルにもある通り、 ホントにわあーー☆って感じでした! (文章力ないので伝わらなかったらすみません…。) 父の日!! スゴく身近なイベントにちなんだ小説をありがとうございました!! 読みやすかったです!! 因みにうちでは、父の日のケーキをたべましたよ☆
上手いですねっ
主人公の気持ちや、表現がしっかりしてあって満足感が高い作品でした~! 女の子の気持ちがひしひしと伝わってくる...!
いい話
いい話でした。主人公がお父さんの絵を見たときの衝撃がこちらにも届きました。父の日が関連してたんですね。なるほどってつい口にしちゃいました。
よく見ないとね!
ちゃんと見てからじゃないとわからないこともたくさんあるよね! 主人公はお父さんの絵の素晴らしさに気づけて良かったね! 良い小説をありがとうございました!
いいね!
そうか、父の日か! いいね!!