約束~白い椿のメッセージ~(長文)
「「ゆーびきーりげんまん♪うーそついたらきらいになーる♪ゆーびきった!」」 「ねえ、日向、本当に12歳までに白い椿くれるんだよね?」 「大丈夫だよ!椿。絶対あげるから!」 小さいころ、こんな約束をしたっけ。でも、もうすぐ、12歳の誕生日だよ。白い椿、もらってないよ。まあ、嫌いになんてならないけど。 「椿ー!明日、家に来て!見せたい物があるんだー!」 見せたい物?もしかして……! 次の日、日向の家に来た。なんだろう。なんだろう。 「………じゃーん!!」 白い椿……かと思った。でも、私はすぐ気がついた。ただ椿に白い絵の具を塗ってるだけのことを!! 「わぁ!白い椿…!…………ってなると思った?ひどいよ!これ!」 「!?……えっと……」 私は日向の声も聞かずに日向ん家を去った。 一週間後、ピアノ教室に行くため、私は信号が変わるのを待っていた。信号の向こうには日向がいる。 うぅ…気まずいな……明日、誕生日だし… 信号が青になりわたろうとしたとき! キキーーッッ!!ガッーシャーンッッ!! え……?無傷……?どういう………………!!? 「っっ!!日向!日向!しっかりして!!」 日向が私をかばったのだ。最悪だ。 「…これ……白い…椿………」 「え………?」 見るとしっかりした椿だ。しかも白い…! 「椿に……嫌われ…たくない……から」 ウソ……嫌ったりなんてしないのに…! 「ん……?」 白い椿の裏に何か書かれてある。なんだろう。 しっかりと書かれてあった。「スキ」と………