私の家族
「ダメだ~。全然上手く書けない。」 私、会恵(あえ)は机の前で頭を抱えていた。宿題の作文。テーマは「私の家族」だ。書く内容は決まっているがそれを上手く言葉に出来なかった。 「頼りになるお母さんは、夜勤だし。も~。」 お母さんは、助産師だが趣味で小説を書いているので文章を書くのが上手だった。 ついに、私は下3人の妹弟に助けを求めた。ちなみに私は4人姉弟の長女だ。 (15歳にして妹弟に助けを求めるなんて…)と思っていた。すると一番下の妹、結奈が言った。 『これって上手く書かなきゃいけないの?』 ハッとした。一番大切なのは私の大好きな家族を分かってもらうことだ。 お母さんにメールで確認してもらい、学校に提出した。すると全校の前で発表することになった。当日は両親と妹、弟も来た。 「私の家族、3年1組 葉山会恵。」 「私の家族は、個性豊かです。私たち家族には共通していることがあります。それは優しさです。 次女の叶実(かなみ)は、友達に寄り添い、楽しいときは一緒に笑い、悲しいときは一緒に泣いてあげる優しい心を持っています。 長男の優助は、いじめや差別を嫌いどんな人の壁も乗り越えて、沢山の人を笑顔にできる力を持っています。 そして、三女の結奈(ゆいな)は、正しいことを正しいと言い、間違っていることは間違っていると言える強い心を持っています。 なぜ、このような心を持っているのか。それは、私たちが育ってきた環境ではないかと思います。 私の父は、言葉を話すことができない唖者です。その原因は、父の中学時代のいじめです。父は辛くて校舎から飛び降り、その時の後遺症だそうです。私たちは小さい頃からこれを聞いてきました。母は、よく父と私たちを連れ出し、色々な所に連れて行きました。そして、私たちに 『世界に同じ人なんていない。人はそれを忘れて、誰かを攻撃したりする。でも、本当に大切ことは、辛いと思っている人に寄り添える優しい心と、間違っていることに流されないことなんだよ。』と何度も言っていました。それが妹たちと弟の心に根付いたんだと思います。 私の家族、それは優しさを忘れない最高の家族です。そんな家族と共にこれからも生きていきます。」 直後、最大の拍手が体育館に響いた。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 優「すごかったよ!姉ちゃんの作文。」 会「ありがとう!」 私はみんなの成長を感じていた。だが隣の夫は、不安そうだった。肩をつつき「どうしたの?」と聞いた。夫はメモ帳を取りだし何かを書いた。 《あの子たちが、俺と同じようなことにならないか怖い、不安。》 25年前のことだろう。夫は、心配なようだ。 「あの子たちなら大丈夫!素敵な姉弟がいるから。」 夫は安心したように微笑み、また何か書いた。 《これからもよろしく。七星。》 七星なんて呼ばれたのは何年ぶりだろう。でも嬉しかった。 「こちらこそ、よろしく。…優大。」そして2人は4人の子供たちのところに向かった。 end ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 詩月☆です!今回も長くなってしまいました。ごめんなさい。ここまで見てくれてありがとうございました!
いろんな相談先があります
子供のSOSの相談窓口
チャイルドライン[特定非営利活動法人
チャイルドライン支援センター]
みんなの答え
※きびしいコメントを見たくない人は
「見ない」をおすと表示されなくなるよ!
すご。泣ける。
泣ける。() お父さんの過去とかの悲しいとこもあるけどそれも踏まえていい作品に 仕上げられていると思います!(上から目線ですいません)私も小説採用されてるんだけど、レベル違いすぎてwあ、名前から私の小説さがしてみて()
最高!
こんにちは!新人のさなです! 詞月☆さん、、、さいっこう! 小説書くコツ教えてくれませんか!? とってもうまく書けています! よければ私さなの相談にのっていただけるとうれしいです、、、 年下から失礼しました!