百年越しの好き
私の世界にはこんな言い伝えがある。 {愛し合うものの片方の生命が尽きたとき、もう片方が時計の長針が四十八回まわるまでに生命を絶てば、その者たちは来世でもう一度愛し合うだろう} 「おっはよー!」 私、笹原 歩音(ささばらあゆね)は彼に声をかける。 「歩音、おはよ。」 倉田 陸(くらたりく)は優しい笑顔で挨拶を返してくれる。 そして、いつもこういうのだ。 「挨拶してくれるのは嬉しいけど、止めとけって言ってるだろ?歩音に俺みたいな目に遭ってほしくないんだよ。」 と。 彼はいじめを受けている。一年前、いじめられっ子を助けたからだ。 そして私は彼が好きだ。でも、思いを伝えられずに居る。毎日、変わらない笑顔を見て、好きが募るばかりで、何も変わらない。 でも私は、もうこのループから抜け出すんだ。 「瑠香、私、来週のバレンタインに陸に告白する、」 そう告げた相手は、私の親友で、唯一恋バナが出来る相手の駒居 瑠香(こまいるうか)。 瑠香は少し驚いたかおをして、でも笑って、 「いいと思う。歩音なら絶対成功するよ!頑張ってね!」 と応援してくれた。 そしてバレンタインデーの前日。 彼は亡くなった。 いじめに耐えられずに自殺したとの事だった。 「……何でっ…… 何で陸が…!…私…間に合わなかったっ…!」 涙が止まらなかった。 そして、私はあの言い伝えを思い出した。 「もう悲しいのは嫌だよ。いっそ陸のところへいけば楽になれるかな…?」 私は陸が亡くなった場所、学校の屋上へ行った。柵を乗り越えて、ギリギリのところに立つ。 「陸、告白の返事は来世で聞くね…!」 私は地を蹴った。 百数十年後… 「俺と結婚してください。歩音」 「はい。勿論だよ、陸…!」 短編じゃないかもです… 自信がないのでコメントしてもらえると飛び上がります。
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永遠にループできる...?
検索しました!(笑)(伝わりますかね...。) 二人とも死んでしまい、来世が前世とまったく同じではないかも(?)しれませんが、ハッピーエンドではありますね! 面白かったです!
こんにちは!
すごく上手です! またこういうの書いてください! 楽しく読めました。