ハルちゃんはいい子〈短編小説〉
「キーンコーンカーンコーン」 始業のチャイムがスピーカーから流れた。 「着席してー、先生来るよー!」 みんな急いで座っていく。私は宮戸綾。中1。学校はきらい。みんなうるさくて集中できないや。何に集中できないかって?勉強だよー。私 には特技ないから勉強は頑張ってたけど、私より頭いい人はいっぱいいる。ちなみに私は中学受験して私立の学校に通っている。才能がある人はいいなー。授業なんて耳に入らない。あっという間に下校時刻だ。家に帰ろうとしたら 「一緒に帰ろ!」 と声をかけてきた人がいた。見ると乙矢ハルがいた。彼女は才能を持っている人だ。ピアノのコンクールで全国大会に行き、優勝した紛れもない天才である。そんな彼女が私に声をかけることは少なくなかった。なぜこんな私に何度も声をかけるのか不思議だった。だけど、私とは反対の彼女と話しているとどこか救われるのだった。でもピアノの事を聞かされる時は自慢に聞こえてしまう。 ~10年後~ 私は今フラワーデザイナーになっている。乙矢さんはどうしてるかなーと思うが関係ないかと思い直す。彼女は中3の時中高一貫校なのに高校受験をし、それからは会っていない。 「カラン」 お店のドアが開く。 「いらっしゃいませ。」 と言いお客を見る。新婚さんらしき夫婦が立ち、まだ首も座っていない子供を抱いていた。 「今度この子の誕生祝いがあるのでお花をもらいたいんです。出来るだけ明るい色にして頂けますか?」 その声を私は知っていた。聞くか迷った。でも、、、 「失礼ながら乙矢さんですか?」 「え?…もしかして綾ちゃん!?」 彼女とLINEのID交換をしていろんなことを聞いた。楽しかった。彼女派自慢をして人を見下さないいい子だった。前に自慢していると思ったことを後悔した。 どうでしたか?アドバイスや感想お待ちしてます!
みんなの答え
※きびしいコメントを見たくない人は
「見ない」をおすと表示されなくなるよ!
おもしろかった!
あとから気づくことってありますよね! とても面白かったです! 短文ごめんなさい。