猫のニャーちゃんと大きな手
ここは妖怪やお化けの住む世界。 今日はあの子が生まれた日。 今日も小さな家では ニャーニャーと鳴き声が… 猫のニャーちゃんが ご飯をちょうだいとねだっています ニャーちゃんは猫の耳が生えた女の子 ニャーちゃんは 人間に化けて人を騙す 狐娘のお母さんと 骨人という死人の骨を集めるお父さんの 間に生まれました。 そして今日は ニャーちゃんのお誕生日 3歳になりました。 お父さんとお母さんは ニャーちゃんとご飯を食べたあと 「ニャーちゃんお誕生日おめでとう これはお父さんとお母さんからの プレゼントよ。受け取って」 そう言ってニャーちゃんに 大きな赤いリボンの付いた 箱を渡しました。 ニャーちゃんはポカンとした顔をして 箱を受け取りました。 リボンを解き箱を開けると… バァー!! 中から大きな手が出てきました!! ニャーちゃんはびっくりして 慌ててお父さんの後ろに隠れました! 「ニャーちゃん大丈夫か? びっくりさせてゴメンな。 この子は手々という妖怪だよ。」 そうお父さんとお母さんか プレゼントしたのは 手々という手だけの妖怪です。 さっきニャーちゃんを 驚かせたように 人を驚かすのが好きな妖怪です。 「シャー!シャー!」 ニャーちゃんは驚かされた事に 怒って手々を威嚇しました。 手々は (ニャーちゃん さっきはごめんなさい… 驚かすつもりはなかったんだけど プレゼント箱に隠れてたら どうしても驚かしたくなったんだ… 許してね。) 手々は喋る事ができませんが ニャーちゃんには 何を言っているのか 手々の手話と 謝っているという 必死さが伝わってきました。 ニャーちゃんは手々を許しました。 「じゃあ…ニャーちゃん これから大事な話をするね。 ちゃんと聞いてね。」 「ニャ?」 「ニャーちゃんは 今日で3歳になったね。 妖怪は3歳になったら修行の為に いろんな所に 旅に行かなきゃいけないの。 でもニャーちゃんを一人で 旅に行かせるのは心配だから 手々と一緒に行ってもらおうと 思ってるの。」 ニャーちゃんはなんとなく 察しがついていました。 最近お母さんもお父さんも どこか寂しそうな顔で 自分の服やぬいぐるみなどを 大きなカバンにしまっていたし ご近所さんとも 「ニャーちゃんもそろそろ 旅に出なきゃいけないね…」 と話していたからです。 ニャーちゃんは少し悲しいけど 自分は大丈夫!心配しないでと お父さんとお母さんに伝いたくて 「ニャー!」 大きな声で鳴きました。 お父さんもは寂しそうな顔で 喜んでくれましたが お母さんは静かに涙を流していました。 翌日 ニャーちゃんはお母さんが 作ってくれた黄色のポシェット 肩にかけて 手々はニャーの荷物を持ち お父さんとお母さんに別れを告げて 旅立ちました。 これから手々とニャーちゃんは いろんな所を歩き回り いろんな発見をして成長します。 (このお話は元々 絵本みたいな感じに したかったお話ですが たくさん文字を書くのと 子供向けかわからなかったので 今日久しぶりに戻ってきたら 短所小説が書けるとの事だったので 書いてみました。 最後まで見てくれて ありがとうございます。)
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猫といえば!
猫といえば「泣きたい私は猫をかぶる」を思い出しますね。 それだけですw