好き?
「好きって何?」 そう聞かれると、言葉がつまって声がでなくなる。 僕は、女子を好きになったこともないし、告白されたこともない。 まあ、女子と話すことはあるけどね。そんな僕がはじめて好きになった女子がいる。彼女は、顔立ちがとても綺麗で美しかった。 そんな恋心に気づいたのは、中学2年生の、もうカウントダウン。 『あと20日!』 だった。遅いと思うよ。だけど、僕は好きになったこともなければ好かれたこともないんだから。 放課後、廊下を歩いていると、近くで話し声が聞こえた。 「好きなんだ!」 ちらっと見てみると、そこにいるのは彼女だった。そういわれた彼女は、微かに顔を青ざめて、 「・・・ご・・めん・・なさ・・い・・・」 とぎれとぎれに言った。 「・・・そっか。こちらこそごめん。」 と言って告白した人は部屋から出て行った。 「・・・うっ」 と言って彼女は座り込んでしまった。僕は慌てて、だけど偶然のようにはいった。 「大丈夫!?」 こくこくと頷いている。 「・・・お兄ちゃん。」 何かぼそって言った気がした。・・・お兄ちゃん・・・だった気がしたんだけど・・・?? まあいいや。ってその時は気にしていなかった。 助けて、話すようになった。声も綺麗だなっていつも思う。 僕も、顔立ち綺麗って言われることはあるけど、声は綺麗だって言われたことはないな。 「ねえ。私はだれ?」 「・・・え?」 意味が分からなかった。・・・あっ聞きたいことがあったんだ。 「ねえ。あのさ、その・・男子に告白されたとき・・・『お兄ちゃん』ってう言ってた気がしたんだけど、お兄ちゃん、いるの?」 するとびっくりして、 「・・・いるよ。」 って言った。 「しかも、すぐ側にね。」 「・・・え・・・?」 「私のお兄ちゃんは、君・・いや、勇人さんだよ。」 僕には、妹がいない。双子の妹は死んでしまったはず・・ でも、彼女がいうには、死んではいなかった。助けられたんだって。 「・・・そっか・・・」 はあ・・・。僕の恋は終わった。恋は終わっても、終わらないものはある。それは、 家族としていることだ。 彼女、いや妹はまだ、両親に会いに行ってないらしい。 僕は、家に連れていって、 「双子の妹が、生きていたよ!」 と言って、妹が姿を表すと、泣いて喜んでた。 「おかえり。水葉」 「ただいま。」 そう言い合った。 そして、家族4人でくらした。時々、妹を助けてくれた人とも一緒に、遊んだりした。 恋心はない。だけど、ずっと一緒にいるんだ。かぞくとして。 終わり アドバイス、ありがとうございます! 男の子の目線?でかいてみました!(はずです) またなにかあったら、お願いします! 感想もお願いします!