『おいで』
あぁ、また聞こえる。 「おいで、おいで」 私は、声の元へ行かなくちゃいけない。 あの声の主、誰なのかしら 分かりたくないけど、あの引かれるような素敵な声 誰なのかしら 日々日々声の聞こえる回数は増えていく。 「姉様!何してるのぉ?」 私を姉様と言う少女。 「まだ来ないの?皆待っているのよ?」 優しく包み込むような声達 どこなの?私も行きたいな ・・・・・ そこはここみたいに痛くなくて、冷たくないよね。 私はまだ生きるのかな…もういいよ。 会いたいよぅ…………誰に? 暗い声が聞こえる。 「お前なんかにあいたくねぇよ」 そっか 「アンタが死ねば良かったのに」 そう、なんだ 「姉ちゃんだけ、どうしてのうのうと生きてるの!?」 私が死ねば良かったね。 「そんなことないよ」 あれ?いつもこんな声聞こえないのに 優しい声が私を包み込む 「守るっていったのに口だけでごめんなさい」 守る?ええと、誰なの? 『俺が一生君を守ります』 私の記憶の中で響く、 暖かい……暖かいよう…… 悪夢で眠れない夜、君に言われた。 『おいで、露璃』 私は涙がホロホロ出てきた。 溢れ出る涙をぬぐってたら、 (暖かい……暖かいよぅ) 「おいていってごめんね、露璃」 「姉様、ごめんなさい……」 「頑張ったなぁ、露璃。樒璃を守りながら」 「うわぁんお姉ちゃぁん」 お母さん……お父さん……樒璃…櫁委…… 奥で…あの声の主が手を広げていた。 絳戯……!! 『おいで』 彼は私をゆっくり抱き締めた。 あったかい…… 『ごめんなさい…寂しい思いさせて……』 涙が一滴私の頬に落ちる。 『おいで、露璃』
いろんな相談先があります
子供のSOSの相談窓口
チャイルドライン[特定非営利活動法人
チャイルドライン支援センター]
みんなの答え
※きびしいコメントを見たくない人は
「見ない」をおすと表示されなくなるよ!
露璃さん…
露璃さんは亡き人になってしまったんですか… 悪夢にうなされて死ぬのではなく、最後は救われて 家族の元へ戻る。 意味が分かると、とても悲しいですね。