試作
私は今、悩んでいる。 小説を執筆しているからだ。 私はどこにでもいる、最近高校生になったばかりの女の子。 ある日私は、入学祝いにパソコンを買ってもらった。 パソコンではインターネットを通して、色々な世界、人々と出会える。 インターネットとあまり関わりのなかった私にとっては新鮮だった。 動画投稿サイト、ゲームサイト、掲示板サイト…一晩中インターネットサーフィンをしたものだ。 そんな時、出会ったのが小説投稿サイト。 そこでは学生から社会人まで、色々な人が小説を投稿していた。 物語も色々、ファンタジーから恋愛小説、SF、詩やエッセイもあった。 私は小さい頃から、物語を想像する事が好きだった。 頭の中だけで、だが。 よし、ちょうどいい機会だ! この際今まで考えてきた物語を文章にして投稿してみよう…いや、だめだ! 一つ重要なことを見落としていた。 私は国語が大の苦手なのだ。 中学生の頃の成績表は国語だけ「1」。 主人公の心情を読み取ることも、俳句の情景を浮かべることも、論文を書くことも下手。 大の苦手。成績はクラスの下の下。 そんな私が小説を書いたらどうなるだろうか。 匿名で批判されて、コメント欄で不評の嵐になる事が想像できる。あぁ、考えただけでも恐ろしい… でも私は、小さい頃から小説を読むことが好きだった。 何度も小説に、物語に助けられたことがある。 一度試作として書いてみないか。 何事も経験だ、批判されたらアカウントを消してしまえばいい! …そう自分に言い聞かせた。 小説投稿サイトを見つけて数日後、ついに私は「小説を投稿する」ボタンを押した。 不安だった。こんな私が上手く文章をまとめたり、物語を完結できたりするのだろうか。 でも、挑戦してみたい。そんな気持ちが私の中で勝った。 夏目漱石や芥川龍之介のような、面白い話を考えられる文豪になりたいわけじゃない。 ネットで匿名で、有名になりたいわけでもない。 面白くなくてもいい、批判されてもいい。 ただ、小説を書きたいだけなのだ。 そして私は、エンターキーを押した。
みんなの答え
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また小説書いて下さい!
ほむほむです。凄く読み応えがある小説でした!主人公が小説を書く決意をしたところが感動しました!それではまた!