双子じゃない!?
俺は中3の葉山冬莉。 優莉(ゆうり)とそっくりな男女の双子。 でも、俺は優莉が好き。 叶わないって分かってる。 でも好きなんだ。 優莉の部屋。 さっきまで優莉に勉強教わってた。 「…冬莉、何でまた私のベットにいるわけ?」 「だって気持ちいいんだもん、俺もこれにすればよかったなー」 …本当は好きな人のベットだからだけど。 「残念でしたー」 か、可愛い! 「ね、話あるんだけど」 「?」 優莉は話した。 私と冬莉は双子ではなく、血は繋がっていない事。 私は児童養護施設から引き取られた事。 引き取られた先には私にそっくりな冬莉がいたので、優莉として育てた事。 全て事実だった。 「何で話さなかったんだよ」「冬莉が傷つくかもって…」「ふーん」「ちなみに私、小野優莉ね」「うん。…それなら俺らは恋愛してもOKだな」「れ、恋愛!?」「冗談でーす」「なっ…ちょっと、冬莉!」 俺は部屋を出て行った。 冗談じゃないけどな、優莉。 夕ご飯。 「双子の事はどうするの、お母さん?私は絵理に話したけど」 若林絵理は、優莉の親友。小学校からの付き合いだ。 「じゃあ、冬莉は健司くんに話したら?」「そうする」 瀬戸健司は俺の親友。俺と優莉とは幼馴染みだ。 「いいか、それ以外の人には秘密だぞ」 父さん、秘密って。 ま、バレたら騒ぎになるし。 学校 「よ、健司」「あ、ああ」 …何か変だ。 「どうかしたか?」「バレたか」 健司が優莉の事、好きかもって!? 健司もライバルか。 「絶対誰にも言うなよ、もちろん優莉にも」「おお。…健司、俺も秘密がある」「?」「優莉と俺、双子じゃないんだ」「…はあ!?」「しー!」 まあ、疑うよな。 「昨日優莉に聞かされて、それで」「(ボソッと)冬莉もライバルか」「何か言った?」「いや」「ちなみに小野優莉だぞ」「…ふーん」 健司、ちょっと不機嫌な気がする。 気のせいか。 家 「ただいま、雨がすごかったー」「冬莉、お帰り」「何で優莉が?」「お父さんとお母さん、友達に会いに行ったら雨で新幹線止まったって」「え!?」 2人きり? えー! 夕飯の後。 TVを観ている。 ん?優莉の顔がほんのり赤い。 「優莉、少し顔赤いぞ?風邪かなー」 ペトッ。 「!?」 「何で離れるんだよ?」 「だって、だって…す、好きな人にそんな事されたら恥ずかしいでしょ!」 …今優莉、なんて言った? 「優莉が、お、俺の事を好き!?」 「っ…」 本当なのか? 「隠しててごめん。…小さい頃から好きで、小1で養子って分かって嬉しかった。でも、冬莉は知らないからってずっと、ずっとずっと我慢してた。…私の事、好きじゃないでしょ?平気で私のベットにいるし。私のおでこ触ってるけど、平気だし!…ごめんね、こんな事言って。サイテーだよね、私」 「優莉」「…」「(小さい声で)俺も好き」「ん?聞こえない」「俺も好き!」「!?」 優莉は自分が養子だって知ってた。 でも俺が自分の事を双子の片割れと認識してると思って、苦しんで。 ずっと、我慢してたのか。 ぎゅっ。 「「…//」」 ガチャッ。 2人とも帰って来た! 「(コソッ)母さんと父さん、帰って来たぞ!」 寝てる。どうしよう! 「ただいまー、あら?」 わー! 「「…」」 怒ってる? 「あらー!うふふ。お父さん、嬉しいわねぇ」「うっう…。優莉ちゃんも冬莉も大きくなったなぁ」 怒るどころか喜んでる? 「実は…」 優莉の両親と俺の両親は高校の同級生で、仲が良かった。 優莉の母は病気で、余命宣告されていた。 だが、優莉が生まれてすぐに両親が事故で亡くなった。 最初は児童養護施設で預かっていたが、優莉の母の遺書が見つかった。 そこには「もし2人とも亡くなってしまったら、葉山家に預かって欲しい」と書いてあった。 だから、俺と優莉は双子として育てられたのだ。 そして。 「そこには“良ければ優莉を冬莉君のお嫁さんにして下さい”だって!もー、参っちゃうわー」 つまり、俺は優莉をお嫁さんにもらうって事? …悪くない。 「だから2人は婚約者!うふふ」「「うるさい!」」 男子目線で書いてみました。 たくさんの感想・アドバイス、お願いします!
みんなの答え
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すげ~!!!
おもろっ
凄い!×1000000000000000
海貝です! 本題に入ります☆ ェ、コレヤバクネ?めっちゃ面白いんだけど なんかお母さん達帰って来てから特に面白くなったよ! 一回冬莉になってみたいなーって思いました! では!