妖怪と人間
(狐の読み方…きつね ぎつねと読む場合もあります。 まりは手まりのことですが、字数の関係で省略しています。) 「ふぅ。奪えた奪えた。」 奪ったのは現金。 俺は誰かって?名前は狐人。俺は、妖怪。200年前に狐をかばって死んだ。 それで、深い関係があるものがある奴はそれに関係する妖怪になれる。 俺は狐に関係があるから狐の妖怪。物を動かせる。 俺は子狐の姿になれるし、耳と尻尾が生えた茶髪で目が赤い紺色の袴を着た少年の姿にもなれるし、耳と尻尾が生えていない少年になれる。 妖怪は300年しか生きれない。あと100年か。 あ、話が戻るけど、俺は妖怪だから、働けない。なんか個人情報とかみたいなん書いたりしないといけないから無理なんだ。だから人の家から金を動かし奪う。その金でゲーム機とか服とかを買う。 「あったかぁい。」 今、焚き火にあたっている。洞窟に住んでるから寒い。 『あんたがたどこさ。』 な、なに。 その歌に合わせてポン、ポンと音が鳴っている。 『肥後どこさ。熊本さ。』 女の子の声だ。人間。 あの音はもしかして、まり?今頃まりをやる奴がいるのか。 すると、歌とまりの音が止まった。 ポンポンポン また鳴った。 『出ておいで。』 聞いたことない曲。ということはあいつが作った曲? 『いるんでしょう、妖怪さん。』 まずい。声が出た。お、俺がいるのを知っているのか? 『洞窟に1人の妖怪。みーつけた!』 「えっ」 目の前にいたのはまりを持った、黒い長い髪の赤い浴衣を着た少女だった。 「なんで俺が妖怪って。てか、お、お前誰だよ。」 「私の名前は麻里。私が大好きなまりと同じ名前!君、狐人って名前でしょ。」 「な、なんで分かったんだよ!」 「ふふっ。君可愛いね!」 「か、可愛くなんか!」 少女…いや麻里は笑っていた。静かに。 「私ね、1人ぼっちなの。私と遊んで!」 「えっ?まりで。うん。」 俺は、生きてた頃まりが大好きだった。 それもあるけど、麻里の笑顔に惹かれているのもあった。 麻里がもう1つのまりを渡してくれた。2つも持ってるのか。 [あんたがたどこさ。肥後さ。肥後どこさ………] そんな感じで続けていった。楽しいな。久しぶりにやると。 よし、全部歌った。 ポンポンポン まだ麻里が続けている。 「私も妖怪。けどもう終わり。妖怪の人生さようなら。ありがとう。大好き。」 そう言うと麻里は消えてしまった。 洞窟にまだ温かいまりが2つ落ちた。 「こちらこそ。」 少年のかすれた小さな声が聞こえた。
みんなの答え
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この話めっちゃ好きです♪
こんにちはー、あおねこです! ゆ~ぴんさん、凄いですよ! 私、こういうジャンルの話を読んだり書いたりするのが大好きなんです。 また書いてほしいです(^^) ゆ~ぴんさん、才能あると思いますよ! 追記 私も書いてるので、良ければ読んで下さい(宣伝すみません…)! では!