今日も教室の片隅で
実は僕は病気なんです。男女が逆に感じる病気。そんなの聞いたことないって?そりゃそうさ。この病気はパパが発見した。でも、証明できないから秘密にしているんだって。ま、僕はニュースとかに名前が載ったりする危機感とか不安がないからラッキーって感じなんだけどね。 「………」 今日も話しかけてくれる人はいない。教室の片隅にひっそりいます。ある日、大事件が起きたから。 2018年。4月4日。 「おはよ、優。」「お、おはよう」「今日は始業式同じクラスなれるかなぁ。楽しみだな。」「あ、ああ。じゃあな。」「おう。」 クスッ。ついつい笑ってしまった。今きた奴(名前はわからんけど多分ケン君)は超男子系タイプ。最近早めの声変わりしたばっかりで背もだいぶ高い。声が低いほど高く、高いほど低く聞こえちゃうんだよね。だから完全に声のめっちゃ高い背の高い女子が僕に向かって「おう。」って返事したわけ。想像しただけでも笑えるんじゃない? 「ケーン君。おーはよっ!」 きた!実はケンって意外とモテるんだよな。で、そいつのガールフレンド。坂口彩美。こいつは超女子系。つっても女子同士グループでイヤミとかショップの話とかはしない。そこが人気でこいつもモテる。すげぇな。朝からモテモテカップルに出会うだなんてw 「優君?なに一人でニヤニヤしてるの?」 低い声に、カッコいいヘアスタイル。イケメン。 あぁ、坂上か。そう分かったのは数秒後だった。 「え?僕ニヤニヤしてた?…ごめん。」 「別に気にしてないよ。大丈夫☆」 う、ウ、ウィンク!? 「ハハッハハハハハッ」 もう我慢できなくなって笑ってしまった。だって超男子が「大丈夫」って可愛らしい声で言ってウィンクしてんだよ。マジ笑えるわ。ほんま……に……。 「ちょっ!彩美泣くなって! 優…………!。」 見ると彩美が泣いていた。はっ……。気がついた時にはもう遅かった。 「ええと、だから、これには訳があって…」 ………。ケンの顔が真剣だった。これには勝てん、と思った。 そっか。この病気を理解してくれる人は一人もいないんだ…。何かに思い知らされたような気がした。 「彩美。優のことなんか気にすんな。教室戻ろうぜ。」「…うん。ケン君。ありがと。……」 涙声で彩美が言った。 「ハハッハハハハハッ」 あぁ~もうマジで彩美面白い。これじゃあ男子が女子に甘~い声で甘えてんだよ。低っい声でよ。 「あぁ~坂上。もうやめてって。笑える!…………!」 ケン……。ケンのあの顔は忘れられない。 「優、ええ加減にしろや…!!彩美傷ついてんだぞ!それぐらいわかれやぁ!」 そのあとはエライ喧嘩やった。だって坂上が泣いてもケンが怒鳴っても先生が喧嘩を止めようとしても笑うしかなかったんだから。 今日も一人で教室の片隅にいます。みんなにとっても教室にとってもきっと僕は自然に片隅へと追いやられているんだろう。
みんなの答え
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凄ーーーーーーーーーーーーー
halo-haloー アイでーす 学校が同じ人だよー 普通にすごかったーーーー