片思い
私は三浦奈々(みうらなな)、小六です。 桜が咲く頃、ある転入生に出会いました。それは、田崎智樹(たさきともき)君です。 これが、運命の出会いでした。 田崎君は、私の隣の席。最初はよく知らない人で、正直《何で私が…》と思っていました。 私は人見知りなので、初めて会う人は苦手でした。 でも、私はいつの間にか田崎君に恋をしていました。 私が消しゴムを落とした時優しく拾ってくれて、授業で分からないところがあったら、田崎君はいつも優しく教えてくれました。 田崎君は、今まで会った人の中で一番イケメンです。おまけに、足も速くて字も綺麗です。 最近の私の心臓は、どきどきとうるさいです。気付けば田崎君をいつも見つめています。 目が合ったときは、嬉しすぎて死ぬかと思いました。 今日もボーッと田崎君を見つめています。 田崎君の横顔が可愛くて、少しにやけてしまいました。 ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー 次の日学校に行くと、先生がある事を告げました。 「田崎は来週引っ越す。急な転勤だ。来たばっかりで寂しいが、お別れ会をしてやってくれ」 頭が真っ白になり、信じられませんでした。 初恋の相手が引っ越すと聞いて、口が塞がりません。 頭がじわじわと熱くなってきました。このままだと、みんなの前で泣いてしまう。 心に大きな穴がぽっかりと空いたような損失。このままだと後悔して、立ち直れなくなりそうです。 私は決断をしました。 最後の日、田崎君に告白する事を。 ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー 運命の日が来ました。 これで、田崎君に会えるのは最後なのです。そう考えると、胸がチクッとします。 でも、私はここまで来たのです。伝えなきゃダメです。 私は、後ろを向いている田崎君を呼び止めました。 「田崎君!放課後、ちょっといい?」 「うん。どこで?」 「屋上で…す」 「わかった」 このちょっとした会話が、私の生きがいでした。 もう最後なんだなぁ。 窓からちらりと覗く、青空を見上げました。 ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー すぐに放課後は来ました。 約束通り、田崎君は屋上に来てくれました。 誰かいないかな、と周りをキョロキョロしました。 誰もいませんでした。でも、心の奥底では、誰かいてくれればよかったな、と思ってしまいました。 まだ心の準備ができていません。いつも以上に心臓がバクバクしています。 でも、これ以上田崎君を待たせて、困らせてはだめです。 私は周りにある空気を、肺が満タンになるまで吸いました。 そして、息を吐き出しながら言いました。 「私、田崎君が好き!大好き!」 田崎君は、少し顔を赤くしていました。きっと、こんなイケメンで優しい子なら、何度も告白されて慣れているんだと思います。 少し沈黙があり、田崎君は口を開きました。 「ありがとう。嬉しい。優しくて明るい奈々が好きだよ」 私は両思いだった事や名前で呼ばれた事が嬉しすぎて、大粒の涙が溢れた。 田崎君は私の涙を優しく拭いた。 沢山の感想待ってます
みんなの答え
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小学6年生のネコです。 最初は引っ越すなんて悲しいというか切ないと思いました。 でも、最終的にハッピーエンドになったので良いなと思いました! とても面白くて良い話ですね! またねーヾ(*´∀`*)ノ
はああああああああヾ(o≧∀≦o)ノ゙
ですますの口調がかわいい!ぴゅあな感じが きゅうううううううううん(/▽\)♪
キャーー!
凄いですっ!めっちゃきゅんきゅんしました! 言葉の表現も上手くて、凄く読みやすかった! そして田崎君に会いたいw
おお!
最後の2文だけですます口調じゃなくなってたから、そろえたら良いと思うよ! 良い小説をありがとうございました!