本能…
『「香奈…香奈…!死なないで!」 「ごめんね、彩花。わたし、もう、ダメみたい。代わりにわたしの夢を叶えてね」「香奈…!!!」』 なんなんだこれは。どういうつもりだ。 性格の悪い悪役の香奈が死ぬ? それで彩花と仲良くなる? ありたきりすぎて笑える。 友情をなんだと思っているんだこの作者は。どんなに性格の悪い子でも、死際いい子だったら、2人に友情があらわれるのか。 こんなのに共感できるとでも思うか。死際言ったことは絶対に本心なのか? 死なないで?元から友情があったみたいに言うな。 人の命をなんだと思っているのだ。 …人が死ぬ小説を読むたびに、そう思っていた私に、同じ状況が現れるとは。 私は、クラスメイトと2人で長い階段を渡っている途中、階段から落ちた。私はとっさに階段の側面を足で蹴り、頭を打たないようにして落ちた。重い打撲と、足首と手首の捻挫で済んだのはいい方だった。隣にいたクラスメイトはどうなったか?頭を打って大怪我だ。死ぬとは言わないが、打ちどころが悪く、処置が遅れたせいで傷口から菌が入ってしまった。集中治療室に入っていたが、体が耐えられず、ついに死んでしまったそう。 そのクラスメイトは、人がバンバン死ぬ、病院の中の友情ものが好きだった。 病院の中の友情はあるかも知れない。 だけど、こんな軽く小説にしていいのか。 その子は周りの子に言っていた。 「死は人の本能だから」 「恋愛感情と同じ、本能。だから、人が死ぬ小説を書いたり読んだりするのは、本能なんだよ」 自分の命を軽く見ているんじゃないのか? それは、どういうこと? 恋愛と死は違う。 現実で、人が死ぬところを見て喜ぶ人なんていてはならないし、認めてはならないのでは? …みなさんは、どう思いますか? 私自身、死をテーマとした小説を投稿したことも多いですし、世の中にも多くあります。 「命を軽々しく見る」ことにそれはつながるか?ただ、それに感化されて犯罪を起こすことはあまりないはず。それはなぜ?しかし、あちこちで事件が起きている。それは、命は軽いものだと考えているから?みなさんはどう思いますか。