「鏡よ鏡」
貴方の目の前には鏡がある。 貴方は鏡に向かって 「鏡よ鏡」 冗談でいったんでしょう。 貴方は鏡に映る私に驚いている。 私は貴方。貴方は私。 心も一つ。 貴方は私が誰か。それを考える。 でも考えても答えは出ない。 想像も付いていないでしょう。 鏡はいつでも「先」を映す。 「じゃあ、私は誰だと思う?」 貴方は困惑する。 そらそうね。私もそうなったわ。 ーその時はー 「質問を変えましょう。 貴方はだーれ?」 貴方は私に向かって、 「お前は誰なの!」と。 「私は貴方。貴方は私。としか言え ないね。貴方も数10年後。この立場になるわ。覚えておいて」 「そして私は貴方。昔もそうだった。貴方は私よ」 と私よりも身長の高い彼女は言い、 鏡を割った。目の前にはバラバラの鏡。 ~数十年後~ 「私は貴方。貴方は私。としか言え ないね。貴方も数10年後。この立場になるわ。覚えておいて」