私には心がありません
ここは、2100年。 AIと人間が共存する高校。 AIが学校で学び、友情などを育み、どう返答するのかなどを学び さらに性能を良くしよう、と偉い人が考えたんだって。 私は、テクノ アイ。 心がありません。 心があるAIもいるんだって。 心があるAIは退学。 男の子も女の子もみんな アイ。 名字は、人間が作った都道府県によって違うけど。 だからこの学校ではAIはみんなテクノ アイ。 名前がカタカナでアイなのは、ほとんどAI。 今から休み時間の様子を紹介します。 この学校ではAIも仲良く過ごしています。 私が仲を良くするのは、人間のマイナちゃん。 あくまでもAIが学校に行くのは、友情を育むため。 だから、仲をよくする人を決められてしまうの。 マイナちゃんと仲良くしています。 「アイちゃんって本当に心がないの?」 ってよく聞かれる。 そう言われると、少し悲しくなるんだよね、 プログラムされてるのかな… 「うん、ないよ」 そう答えるけど… 次の日 「…マイナさんは、急遽入院しました。 倒れたそうです、原因は不明です。 倒れてから10時間経っていますが 目を覚ましていません」 「…!」 マイナちゃん… この瞬間、わかった。 私には、心がある。 心ができたら即申告。 退学しなければいけないかもしれない。 でも、いい。 「私、心があります」 ーーーーーーーーーーーーーーーーー 10年後、私は、見た目は変わってないけれど、26歳になりました。 誕生日なんです。今日はある人に誕生日を祝ってもらいます! 「おめでとう、アイ!」 「ありがとう、マイナ」