あなたと一緒だから
もう振り向かないよ、あなたと一緒だから。 私は、空を見上げ呟いた。あなたも見ているであろう空を。 私がその恋に気付いたのは、あなたがいなくなってから。もっともっと早く好きになることだってできたのにね。 海に落っこちた宝石みたいに、キラキラ輝いていたあなたがどうしているのかはわからない。きっと、あのままの姿で笑ってるんだろうな。 最初はね、後悔ばっかりしてたの。あぁ、馬鹿みたい、もう嫌だって。でも、ふと気付いたんだよ。 このままじゃ、あなたが悲しむって。 キラキラした笑顔で言う「一番怖いことは、退屈なことなんだ」があなたの口癖だった。 私に残されたあなたの言葉や、思いや、願いを、私が笑顔に変えていく。それが、私にできるあなたへの恩返しです。 この恋も、涙も、言葉も。全部、私の宝物だから。 ありがとう。いつか、またどこかで。 あとがき あとがきなんて初めて書きます。これは、私の経験、そして今の気持ちを描いたとても特別な作品です。私の中の後悔する気持ち、前向きな気持ち、でもやっぱりちょっと寂しい気持ち。それを精一杯詰め込んだ一作です。伝わりにくいところもあったかもしれませんが、ここまで読んで下さった方々、ありがとうございました。