数学者の生き方
ええと、冒頭から自慢になるが、僕は紫音。 なんか、僕はすごいらしい。世界中で集められた35人になってたらしい。 周りの人は僕を崇拝し、「賢くていいな」と崇めまつる。 でも、僕はすごいとは思えない。 だって、僕は問題児だから。確かに僕は数学と科学、国語、英語、あと社会だけはできる。だから、将来の担い手としては期待されてる。 完全無欠だって?そんなことない。 確かに表面はね。それはわかり切っている。僕は星で例えるとすると、1等星のなんだろう? 僕には友達がいる。あまり期待しないほうがいい。だって1人だから。その一人。 もちろん僕より頭は良くない。僕は大抵周りの人を気にしない。気にする必要はないからだ。 多くの人は周りの目を気にすることをしている。暇だから。でも、僕はずっと考える。だから暇ではない。 こんなバカみたいなことを論文に綴ったら、賞とお金をもらった。僕にとっては紙切れでしかない。みんななんでこんな紙切れなんか欲しがるんだろう。 だって、こんな紙切れ自分の棺桶の中に入れられないし、もし、泥棒に取られたのならお終いになる。それなのに、みんな欲しがる。 そして、自分が借りたお金でも、なくなれば悲しむ。 僕の友達だってそうだ。母からのお小遣いでもなぜか喜んでいる。 もちろん、ぼくの金銭感覚がおかしいという人だっているだろう。 子供のくせに1兆ドルほど持っているから。 だからお金が欲しい欲にまみれたきたない大人は僕らを誘拐する。 確か一番近いのは1ヶ月前くらいかな? 「紫音君、ちょっと来てくれる?」 この時僕はつい振り向いてしまった。 その瞬間だった。小柄な僕は車に乗せられた。もうこうなったらお終いだ。もうこれだったら黙って紙切れを渡したほうがいい。 「身代金の要求か?だるいから早くしてくれ」 「当たり前だよ。1000万円ほどでどうだ」 「なんで俺に問いかけるんだ?勝手に決めとけよ。」 「もし、俺の一声で変えられるのなら、10万ドルで頼む。 「おい!そんなことしたら金が減るではないか!取り消しだ!」 「はぁ,そんなこともわかんないのかよ。ドルだぞ。だから、円換算にすると同じ、いやそれ以上かもしれない。よかったな。」 「じゃあ、何円になんだ!」 「電卓くれ。」 「は?お前数学得意なんだろ?そんくらい3秒くらいで答えだせよ!」 「あぁもうだせよ。じゃあな。」 僕はバンの扉を開け、逃げる。 疲れた。あぁ、なんでドルではらおうとしたかったって?ちょっと前に言っているが僕がもっているのは、ドルだ。 あと、124×100000がやらなかったって? 当たり前だ。数学者って何するかわかるか?全て万能とでも思ってるのか?はぁ。よく勘違いされるのは正直うざい。 じゃあ、なにをやってるんだって?僕は電卓やコンピューターではできないことをやっている。だって、電卓なんかでできることを人間がやる必要がない。そんなことを勘違いしないで欲しい。ぼくが生きにくくなるから。