小説 放課後の教室~君と二人
登場人物 如月(きさらぎ)九条(くじょう) 「如月ー、数学教えて下さいましっ!!」 「え、面倒くさい。」 勉強を教えて欲しいと頼み込む私に、面倒くさいと言う如月。 でも、何だかんだ言いながらいつも教えてくれるのが如月だ。 「今度、ドーナツ奢るから!!一個だけど」 「一個かい。九条ってほんとケチだよな。で、どこが分からないの?」 ほら、教えてくれるでしょ。如月は優しいんだ。 「なるほど、そういうことか。如月って教え方上手いよね、先生になったら?」 「先生になれるほど頭良くないから無理」 「いやいや、前のテストも学年で十位だった人がなに言ってるのよ」 そう、如月は頭が良い。 「如月とこうやって一緒にいれるのもあと半年もないんだね。寂しいな。」 最後の"寂しいな"は私が本当に心から思っていることだった。 でも、如月は何も思わないんだろう。 「如月さ、んー、やっぱ何でもない」 「なに、気になる」 「如月、高校離れてもまた会ってくれる?」 「会うって九条と?別に」 「そっか、、」 如月は何にも分かってない、如月は私の大切な、大切な…何なんだろ 卒業したら如月との関係は何になるのかな。元クラスメイト? 「如月と私の関係に名前をつけるとすれば何なのかな」 「クラスメイトとかじゃないの」 「卒業しちゃったらクラスメイトじゃなくなるじゃない」 「じゃあ、友達」 "友達"その言葉はとても温かくて、素敵な言葉に聞こえた。 そっか、如月とは友達なんだ。とても嬉しい。 「友達なら、高校行っても大学行っても会ってくれる?」 「ドーナツ奢ってくれるなら。」 「やった!お小遣い貯めとくね。あ、バイトもできるか」 これからも如月と会えるなんて嬉しい。これなら卒業しても安心だ。 「如月、これからもよろしくね!」 「うん、よろしく九条」 るるです。初めて小説書いてみました。 今回は男女の友情の話にしました。とても書いていて楽しかったです。 ぜひ、感想の方よろしくお願いします。