ワタシノモノ(ホラー)
俺はかずま。中2だ。 俺には元カノがいる。木下悠里(きのしたゆうり)だ。 まぁ、一週間ですぐ別れたけどな。 確か、俺のせいで別れたな。 俺は、いつも誰かを見下してないとダメになってしまうんだ。それで、木下をターゲットにしていじめた。こんな腹黒い俺に、木下は告白をしてきた。正直どうでも良かったけど、カレカノごっこのつもりで付き合ってやった。最初は『これが青春かぁ』と思っていたけど、段々そのカレカノごっこに遊び疲れた。 それから俺は、とことん木下をいじめた。 それが原因か知らんが、最近木下は行方不明になった。 俺はいじめのターゲットがいなくなったから、悔しかった。俺、腹黒いだろ? でも、こんな自分に満足している。 勉強も運動も出来る方で、先生とか友達とかからも信頼されてるし、歌もうまいし、結構イケメンだし。こんな俺ってすごいだろ?きっと木下も表面上の俺を見て惚れたんだろうな。俺の裏の姿は知らないくせに。 俺は鼻で笑った。 木下なんか俺と正反対で、勉強も運動も出来ない、音痴、デブでブス、クラスでは浮かれている存在だ。 こんな木下なんて、誰も必要としてないんだよ。俺は正しいことをした。 木下の馬鹿っぷりを思い出して、一人でケラケラと笑った。俺はこの時が心の底から笑える。 木下はいつも一人で本を読んでるくせに、俺が来ると『かずま君!あのねあのね…』と、クッソつまらない話を長々としてくる。やっぱ頭悪いから、話とか上手くまとめられないんだなぁ、と思う。まぁ、俺には関係ない。だって木下行方不明になったんだろ?マジ草生える。このままいなくなれば良いんだよ、木下なんか。 俺は暑くなってベランダに出た。 その時違和感を感じた。 今は真夏なのに、どうしてセミが鳴いていないのか。どうして車の音が聞こえないのか。どうして通行人が一人もいないのか。こう言う現象は、ヤバイことが起こる前に起こるんだよな。俺は急いでベランダから逃げようとした。 「………は?」 おい。なんだよ。鍵閉めたか?俺。ドアが開かない。 その時、寒気がした。背中からジワッと何か冷気を感じた。 なんなんだよ、おい。 「ふ、ふざけるな。誰かいるのかよ!さっさと出てこいよ!!」 その時、あいつ(木下)の声が耳元で聞こえた。 「ワタシノモノ。絶対逃がさない」 「…は?お前誰だよ。いつ俺がてめぇのもんになったんだよ!」 その時、後ろから何か触られた気がした。 「なんなんだっ……」 俺は喉が詰まった。 俺の後ろには… 沢山の感想待ってます!
いろんな相談先があります
子供のSOSの相談窓口
チャイルドライン[特定非営利活動法人
チャイルドライン支援センター]
みんなの答え
※きびしいコメントを見たくない人は
「見ない」をおすと表示されなくなるよ!
すご~い!
こんにちは! 同い年なのにここまで書けるとは…凄いです! それに、最後の展開も最高でしたぁぁ! 語彙力あって凄い!
凄い...
主人公のはずの悠里には全然同情できませんね。とことん最低な性格が描かれていて凄いです。木下さんは、好きだから来たのか、復讐しにきたのか...。そもそも、後ろにいるのは木下さんなのか?謎が多くて面白いです。
凄い...
初めまして!苺もちです お話読ませて頂きました! 後ろには木下さんが..?などと考えられてとても楽しかったです! 個人的にこういうお話好きです(笑) もし宜しければまたお話投稿して欲しいです(。-人-。) ご検討お願いしますm(_ _)m
おお…面白怖い…
こんにちは! すごく怖かったぁ…でも、すごく面白かった! 是非また書いてください!