いじめちゃう私は、貴方と彼女の当て馬です。
「早く告白しないのー?」 こう言えば恥ずかしがり屋の貴方は、告白できないよね。 「え、宮永、あの子と係一緒じゃん!ほら頑張れー!」 こう言えば意識しちゃってうまく喋れないでしょう? …私には、好きな人がいる。そして私は、その人のことをいつもいじる。 好きな子に話し掛けたいからいじっちゃうなんて、小学生の男子みたいだなと思うのに、やめられない。 『ちょっ、だから、やめろよ!』 そうやって喋ってくれちゃうから、やめられないんだって、君は知らないよね。 惨めだなぁ。私が君と喋れるのは、彼女のおかげなんだよ。 「あっ、マナトくん。先生にこれやってって頼まれて…マナトくん同じ係だから…」 私は宮永としか呼べないのに、平然と下の名前…マナトと呼ぶ、呼べる、彼女が羨ましい。 絶対に両片思いなのに、二人とも告白しないで馬鹿みたいだな…と思う。 まぁ彼をいじることしかできない私の方が、馬鹿みたいだけれど。 ある日。誰もいない教室で宮永と二人きりになった。 なにも、話せないけど。と思っていた矢先、彼が 「なぁ、俺…あの子に告られた」 と言った。 『え、あの子って…あの子!?』 「うん」 なんで?せめて両片思いのままでいてと、あんなに願ったのに。 『マジかw え、やったじゃん!てかリア充になったからって自慢~?やめてよねー私非リア何だからさぁー』 悲しいのに、顔は笑顔で、楽しそうな声でベラベラと口が動く。どこまでも可愛いげがないな、私って。 ガタッと音がなる。彼が席を立ったのだ。 『え、なに宮永…』 「ねぇ」 真剣な顔。 「俺、まだリア充じゃないから」 『…っは?なにそれ、まさか返事保留にしたの?根性な』 「違う、振った」 え、なんで?好きな人に告白されて振ったの?なんで?は? 疑問符が頭を埋め尽くした辺りで、彼の種明かしが始まった。 「俺はあの子のことはどうとも思ってない。あの子のこと好きっていうのはデマ。…でもデマを流したのは俺ね。なんでそんなことしたと思う?」 『は、え、知らな』 「でしょうね。知ってた」 『え、なんで教えなかったの…!?性格悪っ』 「じゃあ逆に聞くけど、なんで噂を信じるの?俺のこと好きなのになんで俺に確認しに来ないの?」 『…へ』 俺のこと好きなのに…ってなに?え? ばれてた? カッと顔が赤く色づくのがわかる。ばれてたなんて恥ずかしい。知ってていじらせてたの?やだもうやだ。 「可愛い。顔真っ赤じゃん」 『は、かわい…い?…って、み、見ないで!!』 「なんで俺に聞きに来なかったのか言ったら見ないであげるけど?」 『もっ…』 遊ばれてるのがわかる。いつも私がいじっていた宮永はいない。完全な攻守交代。 『好きだからっ、直接確認するのが嫌で、それで…その…』 「あーそっか、そういうことね」 じゃあ俺の好きな人教えてあげるね。 宮永がそう言った。耳をふさぎたいのに、その手は彼に捕まる。 聞きたくないのに、非情にも彼の口は開かれてしまう。 「俺が好きなのは、お前」 おまえ…?おまえって何組だっけ?おまえって誰だ?そんな名前の人いな…い……。えっ!? 『わ、たし…?』 「うん、お前が好き」 え、そんな。そんな。 「バレバレのくせしてなかなか告白してくれないから、好きな人が別にいるってデマ流せば聞いてくるかなって。そこでほんとのこと言えば付き合えるかなって思ったんだけど…いじって来るのは想定外」 彼は困った顔をしていた。 『ご、ごめん』 彼の困った顔を見るのが苦手なのかも知れない。反射的に謝ると 「なんで謝るの」 と言って、彼は笑った。 「それで?お前は俺のこと好きだよね?」 わかってて聞いてくるのがとてもずるい。でもずるい彼を知っても嫌いになれない私はやっぱり馬鹿みたいだな。 いつまでたっても私は、彼に対してずっとお馬鹿さんだなぁ。そう思いながら彼の問いに答える。…でも少しの仕返しは許せ。 『もちろん。それで宮永さん、私リア充になりたいんだけど』 ビックリした顔してる。はは、してやったり。 でもそのあとニッコリ笑った彼に 「じゃあ一緒になろっか」 と言われた。 END 読んでくださって本当にありがとうございます!楽しんでいただけましたら幸いです。 真面目な恋愛ものを書いてみました。感想やアドバイス、待ってます。喜んで読みます!
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良いけどアドバイスね
こんにちは。 ちょっと展開が早くてついていけませんでした。 それに、誰が何を喋っているのかわかりにくいです。 良い小説
凄い!!!
私は恋愛系の物語を作るのが苦手なのでとても参考になります…φ(・ω・ )カキカキ 他のコメディー小説も見ました!めっちゃ面白かったですw 次回作楽しみにしています!
て、天才すぎません!?
もっけ飴です(*´∀`*) 恋愛小説もよく見る私ですが、今までで一番キュンキュンしました!! 美桜さん、天才ですよ! 次回作投稿されたら絶対見に来ますね♪ それでは~。
キャーーーーーーーーーー!←ww
タイトルはスルーしてねw LaLaです! めちゃキュンです!指のハートやりたいっ←無理w いいなぁ。いいなぁ。いいなぁ。つかいいなぁしか言えないのはナゼ(-ω- ?)
あー!!!!!!!!!←気にしないでね
こんにちは(^^) 年下から失礼します。 美桜さんの短編小説を読んで、 めちゃくちゃキュンキュンしました! マジでファンになりました!!! また書いてほしいです!是非是非!! (こんなことが現実にあったらいいのになぁ。)
えぇなえぇな~
私こういうの読みたかったから嬉しいな~ よかったよ~ 私本好きだけど物語書くの、特に短編書くの苦手だからいいな~と思う! またよろしく。
うう、可愛い...
可愛すぎて今画面の前で悶絶してました。ンンッ! 女の子可愛すぎる...( *´艸`) 男の子が好きでいじってたのがばれて攻守交替とか設定が好みすぎて言葉が出てきませんw 他の小説も見たいので書いてください!
ステキ!!!
すっっっっっごいドキドキしました!ステキです!私もありぴーさんと同じで、こんなのを体験してみたいです!キュンキュンドキドキしました!また恋愛モノ、書いて欲しいですっ! ついついムフフとしまいました(`・∀・´)
いいと思います!
主人公の感情がよく分かって面白い!
ちゃおちゃおー♪
こんにちはー!☆ミ 髭男に恋した髭男オタクの髭男しか勝たんです! 私の大好物の恋愛ものですねー(*´ω`*) このヒーロー、すごく可愛い笑 何かちょっといたずらなヒロインに振り回されてる?的な可愛い男の子がだーいすきなんですよぉ! だからこのお話好き(о´∀`о)