夏の天敵と甘いサイダー
サラサラ、と必死でシャーペンを動かす。 夏休みの数学の宿題提出日まで、後2日。 なんとかしてドリル20ページを終わらせなくては!! 私は七峰夏織、中学一年生。 宿題の多さに焦っている最中です☆ あ、こんなことしてないで、進めないと。 サラサラ、サラサラ。 !書き間違えた。 慌てて細い、白い消しゴムを手に取りドリルに擦り付ける。 消しかす達が増えていき、ドリルのページにくっついていく。 後2日だ。頑張らないと。 そう思い、机の上に置いてある水滴の付いたサイダーの入ったガラスコップを持ち、ゴクゴクと飲む。 あー、生き返る。 そして再び水色のシャーペンを握り直し、ページに書き込み続ける。 ぺらり。 やっと見開き1ページ終了だ。 「ふぅ」 思わず近くに置いてあるスマホに手が伸びそうになるが我慢し、問題に集中する。 サラサラ、サラサラ。 頑張れ、私。 ここ見開きを終わらせる!! 開いた窓から夏の風物詩、セミの鳴き声が聞こえる。 ミーンミーンミーン。 そして、誰かの家の風鈴の音が微かに聞こえる。 リィン…リィン… そんな音たちに囲まれ、疲れればガラスコップ入りの甘いサイダーを飲む。 サイダーは私の元気の源だ。 よし、頑張るぞ。 やがて、夕方。 「終わった…」 ものすごい達成感だ。 サイダーも、二杯おかわりしてしまった。 しかし、ガラスコップに入った三杯目のサイダーはもう残りわずかだ。 夕方、セミの声も聞こえなくなった。 そのかわり、サイダーのシュワシュワという心地いい音がする。 この音が、一番好き。 そう思いながら、グイッとサイダーを飲み干した。 やっと、数学の宿題が終わったのだ! 翌日。 一応、数学の宿題範囲を確認する。 『ドリル2~22、25~40 ページ』 ここまではやった。 え、これと夏のプリントだけ…だよね? そう思い、範囲表を少し隠していた親指をそぅっとどかすと… 『夏の問題集、一章から三章』 と、無情な印字で書かれている。 え。 嘘?? ここ、やってない…。 完 もっけ飴です(*´∀`*) 初の短編小説! 下手だとは思いますが、最後まで読んでくれてありがとうございます!!! 感想くださればめっちゃ喜びます(*≧∀≦*) 辛口&タメ口OKです♪ それでは~。
みんなの答え
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うわぁ笑
範囲の間違いって絶望しますよね…(←常習犯) 共感要素がいっぱいあってとっても面白かったです!ありがとうございます! 次作も楽しみにしてます♪
読みやすい^ ^
物語の中に入りやすくてものすごく読みやすかったです。 題名から内容が気になって読んでしまいました。 最後のオチのところもとても良い! 辛口OKです♪ って書いてるけど辛口考えても出てこない! とても良かった!じゃあ☆
とっても良い!(年下失礼します)
すごく面白い小説ですね!夏休みのあるあるを小説にするなんて、アイデアがすごく良いですね!
おー!
私の短編小説に答えてくれた方ですね?しかも二回も! 誠にありがとうございます!!感謝でしかないです! ではでは本題。 現実にありそうな感じですね! もしや、実話…? 実話じゃないことを祈ります。 なぜなら、もっけ飴さんがそんな絶望的なことに合って欲しくないからです。 めちゃくちゃ最後、悲しすぎです…。 私、そんな絶望感味わったことがないんですがね…笑。 それ知ったとき、ホラー映画より涙出てきそうです…。 まぁ、ホラー映画見たことないんですが…笑 下手じゃありませんよ!! タイトルセンスありすぎませんか? 私だったら地獄の宿題ってしますが、 そこをあえて宿題ってするのがすごいです! そもそも、私は宿題以外の言葉が見当たらないので…笑 長々と失礼しました。
無題
「夏の天敵」と表されてるのは宿題ですか? 「宿題終わってない」というオチですかね?とっても面白かったです。
え、好き
タイトル告白みたいになっちゃってごめんなさい笑 でも、この小説すごい好きです!!本当に!! すごいあるあるっていうか、身近っていうか。 リアルさを感じました!! 同じ中1っていうこともあると思うんですけど。 私こういうことがよくあるんですよね笑 なので、すごい気持ち分かります!笑 水色のシャーペンとサイダーがすごい爽やかで、読んでて気持ちよかったです!! 「サイダーは私の元気の源だ。」これ共感しました! 初ですか!? とても上手です!!! 才能ありますよ!!! もっけ飴さんの小説、もっと読みたいです!!! 楽しみにしてます!!
すごい!
すごいですね!下手なんことありません! すごく上手です!
最後が衝撃!
小説の欄の書き出しで目に止まったのがこれです! 最後、えっ?ってなって面白かったです。1文も長くないので読みやすかったです