水林檎と少女。
私の目の前には、林檎が落ちている。 普通の林檎かと思い手を伸ばし触ると、まるで中に水が入っているかの様にぷるんと震えた。 これは、林檎じゃないのかもしれない。 小さい頃に『林檎なんだろうか』的な絵本を読んだことがあるが、まさにこれはその通りだ。 …そもそも、林檎はこんなにぷるぷるしていない。 いや、腐っている可能性も否めない。 腐っていても、こんなになる…? 近づかない方が良いのかもしれないが、興味がとてもある。 思い切って手に取ってみる。 少し冷たくて、つるつるしている。 でも、林檎だ。 私は幻覚を見ているのだろうか?? これは確かに外見は林檎だ。 不思議に思い、少し力を入れて握る。 ぷちゅ。 何かが切れ、甘い香りがする。 これは林檎の香りだ。 つまり、これは林檎。 でも、林檎っぽくない。 家に持ち帰るべきか…どうするべきか? よし、持ち帰ろう! そう思い立ち上がると手が滑り…なんとその林檎を落としてしまった!!! ぺしゃ。 まるで水風船が割れる時のようにその林檎は弾けた。 中からは果汁らしきものが流れている。 その液体は真っ赤だ。 まるで、鮮血の様に。 「!?」 しばらく立ちすくんでいると、その林檎は溶け始めた。 ゆっくり、ゆっくりと。 あっけに取られていると、その五分後には林檎は消えていた。 残されたのは鮮血の様な果汁だけ。 私は林檎の匂いが鼻をくすぐるのを感じながらあの林檎を“水林檎”と呼ぶことに決めた。 まるで水が入っている様な林檎だったからだ。 そして、翌日にも林檎を見つけた道へ行ってみたのだが果汁は何一つ残さずに消えていた。 完 もっけ飴です(*´∀`*) またまた謎作品…こんな違和感たっぷりの駄作を読んでくださりありがとうございました! コメント頂けるととても喜びます(*≧∀≦*) 辛口&タメ口OKです♪ それでは~。
みんなの答え
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面白い!
はじめまして、、、でわないですが、多分覚えていないので、改めてはじめまして! 面白いです! 次回作楽しみにしてます!
もっけ飴さん・・・・・
ズバリあなたは、もっけが好きなのですね! わかります~その気持ちもっけかわいいですよね!。
情景が浮かんだ!!
タイトル通り情景が浮かんできました~!! 関係無いかも知れませんが、私も林檎なんだろうか的な本よんだことありますw 面白かったでーす!
無題
やっぱりすごいです! 林檎という果物から、こんなに不思議な雰囲気の話を考えられるなんて、尊敬します! そして、毎回僕の小説にコメントをしてくださっていることを感謝しています! 次回作、お待ちしています!
すごい
情景が浮かんで良いですよ! すごいです!
なんか面白い!
私、恋愛系の小説くらいしか読まないけど、 コメント多めについてたので、 読み始めたら、 すらすら最後まで読めた! 面白い! りんごは何だったんだろ…? またみるね!
わお
これ私好き!読んだ瞬間に思いました もっけ飴さん…あなたは…小説の神様何ですか?そうなんですね((圧 おーけーおーけー理解した
私も触りたい!
私もそのリンゴ触ってみたいです! 不思議な作品でしたね。面白かったです! あの正体なんだったんだろう? 気になりますねっ! もっけ飴さんの作品はいつも想像しやすくて読みやすいです。 尊敬しちゃいます!自作も楽しみにしています。
羨ましいっ...!
こういう、辻褄の合わないような不思議なお話が書きたい…!現実の延長線上にある物語しか書けない…! ので、尊敬の眼差しで読んでいました(笑)とっても不思議なお話でした! 次作も楽しみにしています♪
あはは、面白いw
はじめまして、ねもです ♪ 覚えているか分かりませんが‥最近小説投稿出来なくて申し訳ないです… >_< これには色々と複雑な事情が…汗 読みましたが、素晴らしいですね!さすがもっけ飴さん ♪ 「違和感たっぷりの駄作」…え!?これが? 違和感…これは間違ってないかもですが駄作ではないですよ全然! それと『林檎なんだろうか的な絵本』か… 間違いなくヨ○タケシ○スケさんのことですね。はい。 主人公の驚いた心情や謎林檎の果汁(?)の描写が素敵です! 水のような感触の林檎…触ってみたいですw 次の作品待ってます(*´ω`)