見抜かれていた私の気持ち
人生が面白くない。一緒にいて楽しいと思える友達がいるわけでもないし、好きな人がいるわけでもない。だからといって何か人生を面白くしようと思っているわけでもない。人生を私はずいぶんとむだにしている。 ~ある土曜日の日~ 母「優菜(ゆうな)~!降りてきなさい。」 お母さんに呼ばれて私は「なに~」と聞きながら一階へと降りる。 母「これからお見舞いに病院に行くからついてきなさい。」 私は「えー」という不満の気持ちを隠せない。 母「行くついでの帰りに行くスーパーで買うお一人様一個の卵をなるべく沢山欲しいのよ。」 ゲームでもしてればいいか。と思った私は素直についていく事にした。誰のお見舞いに行くのか疑問を抱きながら。 車のハンドルをつかんでいるお母さんは以外にも自分から誰のお見舞いに行くのかを教えてくれた。 母「これから行くのはお母さんの会社の人のお子さんで千香(ちか)ちゃん。年はアンタと同じ小6。話し合い手になってあげてほしいの。」 `話し合い…手`? 同い年って言っても初対面の子と? しばらく私は考えてまあ話すくらいいいかと思ってお母さんに頷いてみせた。 病院についていきなりにも私は千香という子と二人きりにさせらせた。 肌が白くいかにもか弱そうな千香ちゃん。私たちの間にしばらくの沈黙が続く。先に口を開いたのは千香ちゃんだった。 千「人生、楽しい?」 いきなり私の最近感じていた事をつかれたようで驚きを隠せない。固まる私に構わず千香ちゃんは話しを続けた。 千「千香ね、あと3ヶ月がが余名なんだって……。だから人生を無駄にしないように毎日を大切に生きているの。優菜ちゃんは?」 自分がいっきに情けなく悪い奴で憎く見えてきた。目の前には生きたくてもあと3ヶ月しか生きられなくて毎日を大切に生きている子がいるのに自分は……胸が苦しくなった。 早く、一刻も早くこの場を逃げ出したい気分だった。千香ちゃんと目を合わせる事が出来ない。その時私は千香ちゃんの真っ直ぐな目から自分の目をそらすのが精一杯だった。 あれから二ヶ月半。私はあの時よりずいぶん一日一日を大切に生きていると思う。 あの後お母さんから聞いた話しだと千香ちゃんは余名より1ヶ月も早く亡くなってしまったそうだ。だから私はその千香ちゃんの分まで人生を明るく楽しく生きようと決めた。 あの時なぜお母さんが私に千香ちゃんと話すように言ったのか、なぜ千香ちゃんは私にあんな事を聞いたのか今でも不思議に思う。まるで私の顔に「人生がつまらない」と書かれたようにお母さんと千香ちゃんには私の事がお見通しだったのだろう。
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よ、よ、良かったよぉー!
自分よりも長く生きられない千香は自分の残り少ない命を無駄にしないように毎日を大切に生きている…けど、優菜は自分の人生は面白くないと感じていて、でも変えようとする努力さえもしていない… 優菜は自分が恥ずかしく、情けなくなった… 千香が亡くなった後、優菜は千香の分まで人生を楽しもうと決意し、毎日を大切に生きている… めっちゃ良い話じゃん!優菜のお母さんは優菜に人生の価値、大切さを知り、そして自分の人生を大切に、そして楽しく過ごして欲しくて、千香と会わせたんだろうね。 私も人生、もっと楽しく生きよぉ~!(ってお前十分ふざけまくっとるやないか!) 次のお話、もし書いてくれれば、期待してるよ!