大切なひとがいる貴方へ
ここは地球ではない星。 俺は就職に失敗して、仕事が見つけられなかった。家に一人でこもってすごし、彼女がいたこともなかった。 ある日酒を買いに出掛けた時だった。いつも通りお気に入りのボトルを手に取った。 「最後のひとつじゃん、ラッキー……」 「あっ、あ~~」 驚いて振り替えると女性がたっていた。 「あっ、すみません!無くなっちゃったから悲しくてつい,,,」 最後のひとつを取ってしまったからだろう。申し訳なくて棚に戻した。 「いやいや、戻さなくて良いですよ。早い者勝ちですしね,,,」 「いいえ、大丈夫ですよ」 そう言って帰ろうとしたら、 「お夕飯私の家でどうですか?ちゃんと食べていないのでしょう?」 強制連行されて、彼女の家に入れられた。栄養バランスが片寄っているのは確かだが勝手に連れて行かれるのはおかしい,,, 「ちゃんと食べないと死んじゃいますよ?」 「ほっといてくださいよ,,,」 「まぁいいからいいから」 そう言って彼女は皿にたっぷりシチューを盛る。うまい。 それからもたまに店で会うと一緒に夕食を食べた。彼女はクラリスと言って、明るくて優しい女性だった。俺はどんどん惹かれていった。 その日、久しぶりにスーツに腕を通して彼女の家に向かった。薔薇の花束を持って。『結婚を前提に付き合ってほしい』何度も言うことばを頭の中で繰り返す。 クラリスの家に着くと人だかりができていた。その奥で、彼女のすむアパートは 燃えていた。 「クラリス!」 そうさけんで中に入ろうとしたが、止められ押さえ込まれる。どれだけ足掻いても二人がかりだから放してもらえない。 「クラリスが中にいるんだ,,,」 数時間後、クラリスは焦げた状態で発見された。 ただ一人、俺を気にかけてくれたひと。もう話すことも、一緒に夕食を食べることも、笑顔を見ることもできない。 「どう,,,して,,,,,,」 運命は俺からすべてを奪う。 貴方の大切なひとがこれからもずっと貴方のとなりにいる保証はありません。貴方は今を大切にできますか。
みんなの答え
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凄い!
凄く良かったです!!! 何ヵ月か遅れてごめんなさい 色々と考えさせられる小説でした♪ これからも自分のペースで頑張ってね (`・∀・´) (お気に入りにいれておきましたァ)