彼から受けた、愛の雫
「はぁ……はぁ……」 私、鈴木奈々は、スーパーの前のベンチに座って絶望していた。 「嘘……なんで……」 一通りの少ないベンチで1人でいると、先ほどの嫌な思い出がよみがえってきた。 .☆.。.:.+*:゚+。 .゚・*..☆.。.:*・°.**..☆.。.:*・° 「ただいまー……ん?」 うちはシングルマザーの家庭だから、母親しかいないはずだ。なのに…… 「お母さん……その男の人……だれ?」 「奈々……ごめん……」 苦しそうな声でそう答える母親は、その男性に視線を向けた。 すると その男性が急に立ち上がり、低く脅すような声で 「この家から出てけ。」 と言ってきたのだ。 私から、何かが吸い取られる感じがした。 怖くなって、スマホとお金だけ持って家を飛び出した .☆.。.:.+*:゚+。 .゚・*..☆.。.:*・°.**..☆.。.:*・° あの男性は……お母さんの新しい婚約者? つまり、新しいお父さん……? 嫌だ!絶対に漫画で見るような暴力を受けることになるよ…… 「お母さん……お母さん……」 これからどう生きていけばいいのか。心細くなって、泣き叫んだ。 .☆.。.:.+*:゚+。 .゚・*..☆.。.:*・°.**..☆.。.:*・° どれだけ泣いただろう。泣き疲れて眠ってしまったらしい。また泣きそうになっていると、 「……奈々?」 「ねm……あ、優斗くん?」 そこには、神崎悠斗君がいた。よく昼寝しているので、あだ名はねむりくんだ。 「なんでここにいるの?」 優しそうな彼の顔を見ると、涙が自然とでてきた。今までのことが口から溢れ出てきて、止まらない。 「そっか。怖かったよね。大丈夫。僕もなんだ。」 話を聞いてくれた優斗は、優しく頷いて自分のことも話してくれた。優斗の家は両親が遅くまで働いていて、妹もいるので、家事は優斗がこなしているらしい。 なるほど、それで寝不足なのか。 「うちの家、来る?今は両親は出張でいないし、妹も既に寝てるよ。」 「いいの?」 優斗がうなずくと、安心して、さらに涙が出る。 そして、私の中になにかがたまっていくような感覚…… これはなんだろう…… ああ、そうだ。私の中に、愛がたまっていくんだ。 今まで、やさしさを家族から受けたことはほぼ無かった。なのに優斗は、愛と優しさをめいっぱい私に注いでくれる…… 私も優斗に、たくさんの愛を返そう。 いや、必ず返せる。 もう既に、奈々の心には恋心が芽生えていたのだから…… 最後まで読んでいただき、ありがとうございます!初めて書いたので、変な所はたくさんありますが……頑張ったので、ぜひ感想くれると嬉しいです!
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Yuiです 話が面白くて初めてだとは思わなかったよ でも、一つ思ったのは優斗と悠斗になってるよ 誤字るのは仕方ないしあまり気にしないでね 結果:面白い!
かわいい!
お笑い大好き小6、しずかです! めっちゃかわいいお話! ねむりくんってあだ名も面白い! 最初「鈴木奈々」って芸能人の「鈴木奈々」?って思いました(笑) 「愛がたまる」っていう表現もいい! 初めてとは思えないくらいです~。 また読みたいです!