思えど叶わぬ
教室、休み時間。 幸喜(こうき)の方になんとなく目をやってみた。 ああ、幸喜のそばで笑う女子がまた増えている。 幸喜は決して抜きでた顔の持ち主ではない。運動がずば抜けて出来る訳でもないし、趣味はゲーム。ここまではそこら辺にいる普通の男子だ。 しかし、誰に対しても変わらぬ態度で接することが非常に評価をあげているらしく、彼のそばにはいつも幸喜を狙う女子では溢れている。(本人曰く、よほど嫌いな人間以外はみんなにできるだけ優しくしているのだそう。やさしさに騙された女子も多いだろうに。罪な男だ) 私は一応幸喜の幼なじみだから、幸喜のことはまあまあ知っている。 だから、こんなことまで分かる。 あの時の、幸喜を取り囲んでいた女子。 ………という子だ。彼女は清楚、純粋という言葉がぴったりであった。 ある日幸喜が………に向けていた目は間違いなく彼女に対する好意を隠した目だった。 好きなのにそれを言わずに過ごす幸喜にある種の苛立ちを覚えた。 私なら気づいてやれる。隠しているあなたの気持ちに気付ける。 ………………私なら。私のそばにいてよ あれから何日か間をおいたあとに気づいてしまった。 ああ、そうか。私は幸喜が好きなんだ、と。 そこに至るまでに何かあったわけでもない。 ただ、ある日突然自分の中に入り込んできた感情。 受け入れることは出来なくとも、蔑ろにもできない。 そして、幸喜はまだ彼女に好意を隠した目線を送り続けている。 好きになった相手には1番の幸せを。そう願うのは自然なことだろう。 なら、やることは決まった。 《私は幸喜を嫌いになろう》 《あのふたりが幸せになる手伝いを》 両片想いなら比較的簡単に成就させられるだろう。 秋らしい、乾いた風が私を撫でる。 中3の秋、私は人を嫌いになろうとしている。 自ら望んだことなのに、何故だろうか。 ………涙が止まらないの ーーーーー 駄文ですが、感想くださると跳び跳ねて天井に刺さります。
みんなの答え
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見に来たよー
やっぱり文書上手いね 語彙も豊富で美しい…
すごい……
すごい、どこが駄文なんですか! とってもいいと思います! まさかの同い年!? とびっくりしました。 あ……天井に刺さったら痛いですよ?
すっげえええええええ
どもひまわりです すごい上手ですね! 何歳かなーと思ったらまさかの一個上!? ちょっw語彙力分けてくださいよw 題名とかセンス光りすぎかて! 感動していたのに、最後w 天井に刺さんないでくださいw
うわぉ!
思いっきり泣いちゃった!泣きすぎて、布団がぐしゃぐしゃだよ~ぉ~!あ、天井に刺さるなよ?!
(^^)
面白い!!!!!
とても良い作品ですね!
頭では理解していても気持ちが追いつかないんですよね・・・辛いですよね。
いいね!
私は人を嫌いになろうとしている……って切なすぎる……題名にもセンス感じましたっっ あ、天井に刺さんないでくださいね?