傍観者は【短編小説】
こんな名言がある。 「一番悪いのは、被害者でも加害者でもない。一番悪いのはただ見ている人間だ。」 この言葉、非常に共感できる。僕は嘘をつくことが多い人間だが、こればかりは嘘ではない。本当に共感できる言葉だ。 まず被害者は、被害に遭うのに何らかの理由があるかもしれないが、一番損をしている人を一番悪いと言うのはあまりにも可哀想だ。 そして加害者。一部の人は「害加えてるからコイツ一番悪くない?」と思うかもしれない。 でも、現実に、何の理由も無く、「ムシャクシャしたから」という理由で悪いことをする人はいない。 「ムシャクシャしたから」と答えた加害者も、誰かに言いたくないだけで、本当は理由があるのだ。 ストレス、誰かからの命令、被害者への憎悪。色々ある。 では誰か一番悪いのか。それはただ見ているだけの、傍観者である。 例えば、現場に居合わせた人は被害者や加害者とは違い、様々な選択肢がある。 被害者を助ける、助けを呼ぶ、加害者の仲間に加わる、ただ見る、 ただ、見る。 ただ見るだけで、何も行動しない者を人々は「傍観者」と呼ぶ。 上に並べた様に、傍観者には様々な選択肢があり、助ける、助けを呼ぶことも可能であったはずだ。 にも関わらず、ただ見るという選択を選ぶ。苦しむ被害者をそのまま放置するという選択を選んだということだ。 つまり「加害者の仲間に加わる」≧「ただ見る」ということになる。 不思議じゃないか?傍観者はそこに一切関わっていない。 にも関わらず、被害者には加害者と同じほどの苦しみを与えるのだ。 そう、傍観者とは結局のところ、ただの何もせず見ている人ではない。 「沈黙の加害者」だ。 目の前で、何かが起こった時、僕達はただ見ているだけではダメだ。 ただ見ている間に様々なことがマイナスに動いていくかもしれない。 だから、僕は苦しむ人々を助けたい。余計なお世話とか、言われてしまうかもしれないけど、助けたい。 そんなことを独りで考えていると、先程の名言を思い出した。 「一番悪いのは、被害者でも加害者でもない。一番悪いのはただ見ている人間だ。」 この言葉、僕がさっき一瞬で考えた名言にしては素晴らしいと思わないか? もちろん、ウィンストン・ウォルポールという作家は存在しない。嘘の人名だ。 嘘に騙された被害者は悪くない。もちろん、加害者の僕も悪くない。 だって一番悪いのは、ただ見ているだけの、傍観者なのだから。 終わりです。(この物語はフィクションです。) 小説を読んでくれた方々に忠告です。 もちろんですが、嘘をつくのはいけないことです。 一番悪いのは傍観者ですが、同じくらいに、二番目に悪いのは加害者なのです。 皆さん、嘘をつくのはやめましょう。
みんなの答え
※きびしいコメントを見たくない人は
「見ない」をおすと表示されなくなるよ!
僕!?え……僕!?
こんにちは! ましろです(*´∀`) なんか……驚いてるの私だけかな… 「加害者の僕も悪くない」のとこに。 えちょ待って僕!僕っ!? 僕加害者なんだね!? ってなった(笑) 内容もすごく分かりやすかった…… 短い中でこんなに考えを書くことができるって凄い…… 誰が悪いかって結局はみんなそれぞれ悪いから…… 傍観してた人もさ、後できっと後悔するから苦しくなるよね。 うわぁ深いぞこれ。(笑) まず嘘をつかず、人を欺く行為はやめようと思います(ゲーム) 考えさせられる小説ありがとうございました(´`*)
うわ…(´・・`)
いや、一番悪いのはお前だよ!…なんて思いました。難しい、考えさせられるお話なのに、書き方が上手くてスラスラ読めました…とっても面白かったです。 誰が悪い、という問題は本当に難しいと思います。みんな、自分を守るために最善のことをして生きていると思うから。 うーん、考えれば考えるほど難しい(笑)やだ、こういう話書けるの、ホントに尊敬しかない…。 素敵なお話ありがとうございました♪
そうですよね…
最近投稿多いですね! それはさておき…。 そうですよね。 私も何もできず、見てしまったことがあります。 何もできなくて、悔しかったです…。 これからは、ちゃんと行動したいと思います。 嘘をつくのも今まで散々やりました。 これを見て、考えさせられますね。 改めようと思います。 「一番悪いのは、被害者でも加害者でもない。一番悪いのはただ見ている人間だ。」 昨日に引き続き、かっこいいですね! また楽しみに待ってます! では!