桜のサクラ
桜森林公園に生えている桜の木のサクラは、いつもわがままで、うるさいんだ。 「私、冬ってホント嫌い!私の自慢の葉っぱが落ちちゃうじゃない!」 「まあまあ、サクラちゃん。それは、毎年のことじゃないの。」 「うるさいわね!ききおばあさんに何がわかるの!?」 同じ桜の木のききおばあさんがなだめても、サクラさんは全くいうことを聞かなくて、周りの桜の木も困っていた。 その夜。だんだんと、桜の木たちが身にまとっている茜色の葉っぱが落ち始めた。 「ああもう、最悪!なんで落ちちゃうのよ、このっ!」 「サクラ、落ち着いてよ。」 隣の木のハナがサクラに行った。ハナはサクラの大親友なものだから、さすがにサクラも口を閉じた。 「あのね、サクラ。ききおばあさんね、もうお年なんだって。だから、次の年に桜を咲かせられるかもわかんないの。」 サクラははっとした。そういえば、サクラが生まれたころからききおばあさんはいたのだ。 サクラは、黙って寝ているききおばあさんのことを見つめた。 数週間後。外はすっかり寒くなり、サクラの木たちの葉っぱはすべて枯れ落ちてしまった。 しかし、ハナの言葉があってから、サクラはこれっぽっちも文句を言わなくなった。 夜のことだった。サクラは、ききおばあさんのうなり声で目を覚ました。 「おばあさん!?」 おばあさんのほうを見ると、太い枝に大量の雪が積もり、今にも枝が折れそうだった。 「う~ん、う~ん」 お婆さんは、とても苦しそうにうなっていた。 桜は考えた。この時間なら、まだ警備員さんがいるはず。警備員団に気づいてもらえば。 「警備員さーん!警備員さーん!」 桜は必死で叫んだが、桜の木が声を出せるはずがなかった。 「お願い!気づいて!誰かーー!」 サクラは、必死になって自分の枝を揺らした。 『ザワザワザワ、ザワザワザワ、ザワザワザワ!』 何事かと駆けつけてきた警備員が、「ややっ、これは大変だ」と、すぐにききおばあさんの枝を応急処置した。 サクラのとっさの判断のおかげで、翌年、ききおばあさんはまたきれいな桜の花を咲かせることができた。 ききおばあさんを助けた桜は、志もきれいになり、今では桜の木や、公園のみんなに人気だそうだ…。 どうも!なっちゃんです♪ 短編小説初めて書きました!気に入っていただけるといいです!
みんなの答え
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ロマンチックだね
あえて植物を主人公にするっていうのが、いいと思う! でも、なんだかイマイチスパイスがきいてないかな。 話としては素敵だね!
あの…
おとら一さん、ききおばあさん、桜の木です…「同じ桜の木の」ききおばあさんって書いて…
すごい!!
さきおばあさんは植物と会話できたんですか!?!? 桜とおばあさんの関係…。 とっても素敵ですね。 人間もこんなに素敵な関係で埋まってほしいな。 いつかまたどこかで!