儚い私、儚い恋。
私は大きな病気を持っている。 さっき、担当の医師からもう長くはないと言われた。 淡々と告げる、医師の顔にムカつく。 慣れてるだけなのか、顔に出さないだけなのか。 正体不明の病気に押しやられ、悲しむ暇すら無かった。 やり残した事だっていっぱいあった。 でも、「もう長くない」…。 せめて、好きな人には告白したい… 「結愛」 「亮くん!!」 そう、こいつが私の好きな人! 内気な私は告白なんてやっぱ無理かな… と思いつつ、さっき医師から言われたことをまんま伝える。 「そっか」 「もう暗いし、俺帰るわ」 「え、あ、うん、またね」 次の日、私は苦しさと吐き気、頭痛に襲われ、医師は両親に、「すみません…」とばかり謝っていた。 「ピーピーピー」 隣に置いてある機械が鳴り出し、私は意識を失った。 それからしばらくして、手に温かい温もりを感じた。 「上野結愛さん、午後2時、31分…」 私は、死んだ。 だけど、私の死んだ後の一瞬の奇跡の出来事。 「好きだよ、結愛…」 人間は、心臓が止まっても、耳が一番最後に機能を失うという。 死んだはずの結愛が、そっと手を握り返してくれた。頬には、大粒の涙が零れていた。
みんなの答え
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ぴえん
こんちゃ!!!失恋君です 結愛さん......感動をありがとう((( これだから短編小説は泣けるんだよw
!!
こんにちは。太鳳です。 せっかく結ばれたのに切ない... でもそこがいい! 最後を大切な人と過ごせるって本当にいいなって思います! ではまた読みにきますね!
めっちゃ良い~!
面白い!サイコー!何回も読み返しちゃった!!!ラストが良い!儚い!とにかく、面白い!
感動…(´;ω;`)
だから短編小説好きなんですよ…
すごい。好き!
もうなんか、めっちゃ儚かったです。設定はもちろん、セリフの雰囲気や文体、そして小説自体の短さまで含めて、全部で儚さを表現している感じがすごく好きだなぁと思いました(・ω・`*) とっても面白かったです!素敵なお話ありがとうございました♪
感動のラスト!
こんにちは。まるもっこです=(^.^)= 最後は感動のラストでした。 こういう話に持っていくのが上手いですね! 主人公が残りわずかの余命宣告を受けた時の 心情が一気に伝わってきて とても悲しい気持ちになりました。 書き方も参考になりました! そして新たな知識も得ることができました。 人間最後は耳なんですね! 驚きました。 素敵で感動の作品ありがとうございます!
感動です!
感動しました~!! 短いのに、こんなに表せるなんて… センスありすぎですねw