くたびれたシャワー
私の唯一の楽しみは、風呂に入ること。 私の持っているシャワーは、○○電気のもので、水を出すとほんのりバラの香りがして、1日の疲れが吹っ飛ぶ。 このシャワーの香りを楽しむため、私はいつも長風呂してしまう。もしかしたら長風呂のせいで妻に怒られるかもしれないので、結婚もしてない。友達もいない。シャワーを独り占めしたいからである。 ん?狂ってる?それで良いのだ。このシャワーの香りを楽しむためなら全く辛くない。 まあ、シャワーは機械だから、ちょっとしたゴタゴタは起きてしまう。 例えば、ある日水が止まった時があった。そして私はパニックになり、その日は風呂に入らなかった。 銭湯になんか誰が行くか! 私がいつものようにシャワーを浴びていると、シャワーから出た水がプツンと止まったのだ。 「また水が止まったのか!?」 大急ぎで問い合わせの電話をかけるため、風呂場から走り出した! 「いてっ!」 急いでいたせいで、肘が洗面台の水道のハンドルに当たったのだ。 「ん??」 その水道を見ると、ちゃんと水は流れていた。 「???」 (なぜだ!???) 他の水道も試してみたところ、全部水は流れていた。 「は!?私はちゃんと大切にこのシャワーを使ってきた!なのになんで!?」 私は○○電気に電話をかけた。 『はいもしもし。』 「お前、ローズシャワーの担当か?」 『はい。』 「おい!あんたんとこのローズシャワーから水が出なくなったんだよ!こっちはあのシャワーがなきゃ生きていけないんだよ!原因はなんだ!?」 『あ、はい。それはそのシャワーがくたびれたんでしょうね。』 「は!?」 『はい。このシャワーには、「疲れ」という機能がついているのです。』 「は!?なんで!?」 『それはですね、発売した後そのシャワーには、中毒性があることがわかったのです。そうすると、そのシャワーのせいで体温が上がりすぎてしまうので、そんなことにならないように、全てのシャワーを集め、「疲れ」という機能を取り付けたのです。それより、私たちの会社のシャワーを大切にご使用いただき、ありがとうございます。では』 ツーッツーッツーッツーッ………
みんなの答え
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おー!
ストーリーはもちろん良かったんですが、タイトルのつけ方に才能を感じました…!読んでみて改めて見ると「ああー!」と思えるタイトル。すごくいいタイトルだなぁと思いました(*´▽`*) 素敵なお話ありがとうございました♪
おもしろい!
面白いです! 私も小説を書くのが好きなので、自分では書けないと思いました!